イラストの締め切りに間に合わない…iPadを持ってて救われた話
どうも、しんさんわーくす(@shinsanworks)です。
数年前、外出先でのイラスト制作用にiPad Proを購入しました。
ただ、買った直後に、コロナ禍になってしまったので、外に出る機会もめっきり減りました。
そのため、iPad Proを使用することもほとんどなく、宝の持ち腐れ状態になっていたのですが、つい先日iPad Proを持ってたことで、めちゃくちゃ助かったシーンがありました。
イラスト締め切りに間に合わないかも…
私は現在イラストの転職活動をしているのですが、色々な企業を受けていく中で、
運よくイラストの実技試験に進めることに
ただ、それがちょうど一番の繁忙期と重なってしまうという不運
実技試験の連絡をもらったのも、出張のため移動しているタイミングでした。
忙しいとは言え、せっかく実技試験まで進めたのです
制作期間は約1週間。毎日早くても22時過ぎには帰宅している時期でしたが、
何としても期限内に間に合わせようと腹をくくります
寝る間も惜しんで課題制作。でも時間が足りない…
平日に残業を終えて帰宅後の時間は、すべてイラストに充てます。
平日はせいぜい2、3時間程度しか時間は使えません。
月から金できる限り早く、良いイラストになるように集中して取り組みます。
それでも、線画が終わって、ベースの色を配色するところまでしか進みません。
土曜日。午後には、出張先に移動しなければなりません。
午前中の時間を使って
髪の毛、肌、目、顔…
目立つ部分の塗りを終わらせます。
が、あと10分。
出発の準備をしないと間に合わない…
日曜日は終日出張先で仕事がある。締め切りは月曜日です。
日曜日夜かえって来てから数時間やれば間に合うか?
いや、絶対それだけの時間で終わる量じゃないぞ…
土曜日の夜も出張先で描けばいいじゃない
そう思い立った私は、出張先のホテルにiPadを持っていき、
塗りの続きをすることに決めました
冒頭でも書きましたが、これまではコロナで外で作業する機会がほとんどなく
iPadは出張の際にイラストの練習をするくらいにしか使っていませんでした。
PC環境と操作感が変わってしまうのも嫌で、
iPadはそんなガッツリ作業する用には使っていなかったのですね。
でも、そうは言ってもいられない状況。
急いで、自宅のPC版Clip Studioで良く使用しているブラシ設定をかき出します。
それをクラウドにアップロードして、ばたばたと準備をして出発します。
出張先でなんやかんや終わらせて、ホテルに到着。
早速先ほど書き出した、ブラシのデータをダウンロードして、
続きのイラストを制作し始めました。
正直、家の液タブと左手ツールという快適環境からすると、
iPadとApple Pencilのみの制作環境は、かなりもどかしい感じがしました。
でも効率はだいぶ落ちるとは言え、着実に残りの着色を進めることができました。
そして日曜日の夜。
帰宅後、家のPCでイラストの続きを制作し、なんとか夜のうちに課題イラストを提出することができました
単純な塗りとアイデア出しにはiPadは手軽で良い
今回は、ずっと宝の持ち腐れみたくなっていたiPadのおかげで、
何とかイラストの締め切りに間に合わせることができたというお話でした。
外出する際も、手軽に制作環境を持ち運ぶことができるiPadは、
いざという時に役に立つかもしれません。
個人的に今回外出先でiPadをガチで使ってみて感じたのは、
- イラストを描き始める際の最初のアイデア出し
や
- 塗りの中のある程度やることが決まっている単純な作業
を進める分にはiPadも全然いけるなと。
線画や集中して塗りをどうするか考えながら描く際には、
やっぱりPCでやらないと操作が煩わしくてイライラしそう
という印象を持ちました。
※左手ツールもうまく使えば、このあたりも良くなるのかもしれませんが…
まとめ
今回の一件で、これまでは圧倒的にPCでの制作派でしたが、
用途に合わせてiPadもどんどん活用していきたいなと思うようになりました。
ということで、絵描きの方ならiPadなどの持ち運び可能な制作環境を持っておくと、
いざって時に役に立つかもよー
というお話でした。
みんなもiPad Pro買おう!
(めっちゃ高いけど…(笑))