ギタリストこそキーボートを弾いてほしい3つの理由
どうも、しんさんわーくすです。
ギタリストのみなさん、今日もギターをかき鳴らしていますか。ギターって良いですよね。
それでは、今日のブログを書いていきましょう。
音楽をやっている人の中でも、ギター弾きは結構多いと思います。
ギターは弾けるけど、鍵盤は全然無理。
キーボートとか、昔ピアノやっていた人がやるものでしょ。
みたいな印象を持っている方は、たくさんいるのではないのでしょうか。
そんで、キーボートは難しそうなイメージがあるから、ドラムだけ何とか打ち込んで、ベースとギターは自分で弾くというパターンの人は、多いと思います。
そんな、ギタリストDTMerに言いたいのが、キーボートの練習もしよう。ということです。
僕自身、音楽をギターから始めて、20歳を過ぎてから鍵盤を弾き始めました。
自分では、鍵盤弾きだと思っていますが、ぶっちゃけギターの方がスキルは上です。自分で言うのも変ですけど…
今回は、ギターいちずな、生粋のギタリストたちに、キーボートを練習するとこんなにもメリットがある
ということを知ってもらいたいと思います。
コードに慣れているから、とっつきやすい
キーボートを練習する際、まず何から始めていいのかわからない。そんな時は、コード練習から始めましょう。
ギター弾きならコードは、おなじみですよね。ギターでコードに慣れているため、鍵盤のコード練習もすんなり入ってくると思います。
「でも、コードの構成音を覚えなきゃダメなんでしょう?」
「楽譜を読むのは、難しそう…」
「理論はちょっと…」
といった、イメージを持つ方もいるかもしれません。
ギターは、ある程度コードのパターンが決まっていて、フレットをずらすだけで色々なコードが弾けちゃいますよね。
でも、キーボートの場合もある程度押さえる形が決まっているのです。
つまり、キーボートのコード練習もギターと同じ要領で乗り切れてしまうのですね。
ポピュラー音楽だと、鍵盤でもコードを中心に考えていきます。クラシックピアノのように、細かい指の動きができなくても良いのです。
曲がオシャレになる
ギターと言えば、荒々しい歪みのサウンドが特徴的です。
しかし、音色を歪ませていくと、テンションなど複雑なコードを弾いたときに濁って聞こえてしまうのですね。
ギターでも△7(メジャーセブンス)は良く弾くと思います。このコードを鍵盤で弾いてみるだけでも、曲がオシャレになったように感じます。
ギターで△7を弾いたときとは、また違った印象を受けるのではないでしょうか。僕は、初めて鍵盤でC△7を弾いたときとても感動しました。
また、鍵盤だとテンションコードを簡単に押さえることができます。ギターだと構造上無理なんじゃないか
ってコードも容易に押さえることができるのです。
キーボートを弾き始めると、7(#9 ♭13)とかむやみやたらと難しいコードを使いたくなるので、その点は注意が必要かもしれません。
あくまで、テンションは空気を読んで使うもの。しかし、キーボートを弾けるようになれば、作る音楽のサウンドが格段にレベルアップすることでしょう。
ギターにも、リターンがある
キーボートの練習をすることで、ギターに対する理解も深まります。よく、外国語を勉強したことによって、母国語のレベルも上がったなんて話を聞くと思います。それと同じようなことが楽器練習でも当てはまります。
ギタリストがベースも弾くというのは、よくあることですね。ギターとベースは弦楽器で、構造も似ています。
しかし、ギターと鍵盤は構造が異なる部分が多いです。
そのため、ギターでは簡単だったのに鍵盤で弾くとなると、とても難しいというフレーズがたくさん出てくるのです。
身近な例では、ペンタトニックスケールですね。ギターでは、Aマイナーペンタトニックスケールのポジションを覚えてしまえば、後はスライドさせるだけで全てのキーが弾けてしまいます。
しかし、鍵盤ではペンタトニックスケールの形がキー毎に違って来るので、全てのキーを覚えなければなりません。
といっても、4番目と7番目の音を抜くという仕組みさえ分かっていれば、そんな難しいことでもないのですね。
何が言いたいのかと言いますと、鍵盤とギターを比較することでスケールやコードなど理論の理解も深まります。
ペンタトニックスケールは、アドリブを弾き始めた初心者ギタリストがまず練習するスケールだと思いますが、実は、結構スゴイことをやっていた。ギターって楽器は、やっぱり面白いな。
というような気付きも得られるのではないでしょうか。
ということで、ギター弾きこそキーボート練習をした方が、いいよって話を書いてきました。ギターに加えて、鍵盤も弾けるようになることで、音楽の幅がさらに広がるのでは、ないでしょうか。
是非、鍵盤練習をしてみてください。