仕事が忙しくて勉強や副業の時間がないサラリーマンへ【DaiGo流時間術】
ブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
アフターファイブ作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。
ぼくはアフターファイブ作曲家という肩書きで活動していますが、
ぼくのように日中仕事をしながら、帰宅後の時間を使って創作活動を
しているクリエイターさんは多いと思います。
また、昨今は副業ブームなので本業の仕事が終わった後に
自宅で副業をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、働きながら趣味や副業の時間を捻出するのは大変そうですよね。
忙しそうにしている人ほど、
「時間がない…」
というセリフが口癖になっているように思えます。
今回は、メンタリストで有名なDaoGoさんの著書、
『週40時間の自由をつくる 超時間術』から
忙しい会社員兼クリエイターが時間を捻出するヒントを
ご紹介したいと思います。
スポンサードリンク
そもそも「時間がない」は勘違い
自分が忙しいと思い込んでいる人ほど、
「時間がない」
が口癖になっています。
しかしながら、メンタリストのDaiGoさん曰く、
ぼくたちは十分な時間を持っているそうです。
ちょっと本の中から引用してみます。
たとえば、OECDが発表した「労働時間の推移」に関するデータを見ると、1970年代の日本人は平均で年に2200時間ほど働いていました。ところが2016年の時点ではこの数字が1713時間まで下がり、アメリカやロシア、ギリシャなどの労働時間よりも少なくなっています。
世間では、働き方改革やらブラック企業やらで、日本人は長時間働きすぎだ
と叫ばれていますが、このデータを見ると1970年の頃よりは労働時間は短くなっているのですね。
ただ、労働時間は短くなったと言いますが、趣味、娯楽、レジャーなどに使う時間はむしろ減っているようなのです。
実は、週に40時間を余らせている
さらに驚くことに、メンタリストのDaiGoさんは現代人は、週に約40時間も余らせているというのです。
これは、日本に限ったことではなくアメリカでも同様の現象が起きていると言います。
アメリカの社会学者であるジョン・ロビンソン博士が行った実験によると、
多くのアメリカ人は忙しくて時間がない!と考えているのにも関わらず、
実際に働いている時間は、想像していた労働時間よりも少なかった
という結果が出たようです
これについても本の中から引用してみますね。
・多くのアメリカ人は、「自分は週に60時間〜64時間は働いているはずだ」と答えた
・実際に計測した1週間の労働時間は、平均44.2時間だった
実際の労働時間と想像上の労働時間は20時間もの誤差があるんですね。
さらに、「自分は忙しく働いている」と答えた人ほど誤差が大きくなるという結果が出たようです。
忙しいと言うのをやめる
「自分は忙しい」と思っている人ほど、実際の労働時間と想像上の労働時間に乖離があると言うのは面白い結果ですよね。
この問題を解決するにはどうすればいいのでしょうか。
DaiGoさんは、まず「忙しい」と言うのを完全にやめてしまう
と言うことを提案しています。
これは、ポーランドのワルシャワ大学が行った研究結果に基づく提案だそうです。
こちらも引用してみます。
「忙しい」と口に出すたびに、あなたの意識は未来や過去に向かい、そのせいで目の前の本当にやるべきことに集中できなくなる
未来や過去にばかり意識が行ってしまい、「現在」に集中できなくなるため、
どんどん時間がなくなっていくのですね。
時間感覚を正す
ここまで、僕たちが「時間が足りない」
と感じているのは実は勘違いかもしれない。
と言うお話をしてきました。
現代の多くの人は、時間が足りないと錯覚しがち、
つまり時間感覚にズレが生じているのですね。
DaiGoさんはこの時間感覚のズレを正すための7つのフィックス(解決策)を提案しています。
今回は、その中から個人的に気になったフィックスを1つご紹介したいと思います。
ゴールコンフリクトを正す
コンフリクト(葛藤)は、心理学で用いられる用語ですね。
例えば、
早く帰って創作活動をしたいけれど仕事がある
と言うように、
欲望や目標がぶつかり合う状態は、僕たちが生きて行く中で度々起こります。
この状態こそが時間不足の感覚を発生させる最大の原因と考えられています。
そしてこの問題のことを「ゴールコンフリクト」と呼ぶそうです。
ゴールコンフリクトをなくすためには、自分の中にどんなコンフリクトがあるかを知ることから始めるのがいいようです。
そのために、コンフリクト・リストを作ることをDaiGoさんは勧めています。
手順としては、
- 自分の中の今の目標を10個書き出す
- 10個の目標の中から特に重要だと思った5つを厳選
- 5つの目標の「障害」を書き出す
等…と言うように、
どのような目標を持っているのか、またそれを妨げるであろう障害は何か、を書き出し、起こり得るコンフリクトを知ることがまずは大切になってくるようです。
まとめ
今回のまとめに入りたいと思います。
- 「時間がない」は実は勘違い
- 現代人は週40時間を余らせている
- 時間感覚のズレを正すためにも、まずは「時間がない」と言うのをやめる
- 時間感覚にズレが生じる原因の一つは「ゴールコンフリクト」
→自分の目標やそれを妨げる障害をリストアップしてみる
いかがでしたでしょうか?
「時間がない…」と感じていたのが、実は僕たちの勘違いかもしれない
という事実は驚きですね。
今回ご紹介したこと以外にも、DaiGoさんの『週40時間の自由をつくる 超時間術』には、僕たちの時間を取り戻すためのヒントがたくさん紹介されています。
今回の記事で興味を持った方は、是非本を手にとってみてください!