会社のパソコンで副業するとバレる?安全に副業するための注意点と対策

副業が当たり前の時代、でも「会社バレ」は避けたい
最近では副業を認める企業も増えており、
クラウドワークスやココナラなどを使って収入を増やす人も珍しくなくなりました。
しかし一方で、
「会社のパソコンで副業をしていたらバレるのでは?」
と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、会社のパソコンで副業を行うのは非常にリスクが高い行為です。
実際にバレるケースも多く、最悪の場合は懲戒処分や信用失墜にもつながります。
この記事では会社のパソコンの管理経験を元に
- 会社のパソコンで副業がバレる仕組み
- バレる具体的なパターン
- そして安全に副業をするための対策
をわかりやすく解説します。
なぜ会社のパソコンで副業するとバレるのか
社内ネットワークは常に監視されている
多くの企業では、
情報漏えいや不正アクセス防止のために通信ログの記録やアクセス履歴の監視を行っています。
たとえば、業務中に
「クラウドワークス」「ココナラ」「note」などのサイトにアクセスすれば、
その履歴はシステム担当者が確認することができます。
「自宅勤務だから大丈夫」と思っていても、
会社のノートパソコンはVPNを通じて社内ネットワークに接続しているケースがあり、
通信内容を追跡できる仕組みが導入されていることもあります。
業務用PCには管理ソフトが入っていることが多い
企業のパソコンには、
操作ログ管理ツールやスクリーンショット監視ツールが導入されていることも珍しくありません。
むしろ、ある程度の規模でパソコンを管理する情シスがあるような企業でしたら、
ほぼほぼパソコンの管理ソフトが入っていると考えて良いと思います。
パソコン管理ソフトはどういうものかというと、
たとえば「いつ、どんなアプリを使ったか」「どのファイルを開いたか」などが自動的に記録される仕組みです。
つまり、
- 「業務中に副業用の資料を作る」
- 「クラウドソーシングにアクセスする」
といった行動は、後からすべて確認できてしまうのです。
実際にあった「副業バレ」ケース
① 勤務時間中のアクセスログから発覚
ある企業では、在宅勤務中にクラウドソーシングサイトへアクセスした履歴が残り、
上司に指摘された例があります。
「業務時間外の作業だ」と本人は主張しましたが、
アクセス時刻が勤務中だったため信用されず、副業規定違反として処分を受けたそうです。
たとえ、業務時間外だとしても、
会社のパソコンで副業サイトの閲覧や直接その企業とやり取りのないクライアントとやり取りしていると
所属企業の情報漏洩を行っていないか疑われてしまう可能性もあります。
そうなると単純に副業がバレる以上に深刻な事態に陥ってしまうことだって考えられます。
② ファイル共有やクラウド利用から発覚
副業で作成した資料をOneDriveやGoogle Driveに保存していたところ、
会社のアカウント経由で共有履歴に残ってしまい、内容から副業が発覚したというケースもあります。
特に、業務用クラウドと個人アカウントを混同して使うのは非常に危険です。
これも先ほど書いたのと同じように、情報漏洩の容疑をかけられることに繋がりかねないからですね。
③ SNSやブログから会社に知られる
パソコン経由ではありませんが、
会社のメールアドレスを使って副業関連の登録を行った結果、同僚に知られてしまうケースもあります。
副業ブログやSNSのプロフィールから、勤務先を特定されることも少なくありません。
中には副業を禁止している企業もいますが、
その企業の信用失墜に繋がる可能性や機密情報の漏洩のリスク対策が理由の大部分を占めていると思います。
きちんと許可をとって副業を行うのが良いに決まっていますが、
中には中々許可が取れない、でも副業をしないと生活が苦しいという場合もあると思います。
ならばせめて、もし副業がバレた場合でも、
あなたの副業が所属している会社の事業になんらマイナスの影響を与えないこと、
会社の労働に影響がないことを主張できる
状態にはしておくべきです。
会社支給のパソコンを使って副業を行ってしまったら、
上記のような会社に悪影響のない副業であると企業側に主張するのも難しくなってしまいますからね。
会社のパソコンを使うと危険な理由
理由①:通信履歴・操作ログが残る
前述のように、会社のパソコンは常に監視対象です。
たとえブラウザの履歴を削除しても、サーバー側には通信履歴が残ります。
また、業務端末のデータは会社資産として扱われるため、社員の私的利用を調査する権限が企業側にあるのが一般的です。
理由②:社内規定で「副業禁止」や「業務外利用禁止」が明記されている
副業自体を禁止していない企業でも、「会社の設備を私的利用してはいけない」という規定はほぼ必ずあります。
つまり、会社のパソコンを使った時点でアウト。副業以前に就業規則違反になる恐れがあります。
理由③:情報漏えいと判断されるリスク
副業内容がIT系やクリエイティブ業務だと、
会社から「自社データを持ち出したのでは?」と疑われる可能性があります。
実際に、競合とみなされる業種で副業を行った結果、
守秘義務違反として処分された例もあります。
副業バレを防ぐための安全対策
対策①:副業用パソコンを用意する
最も確実な方法は、会社と完全に分けた環境を持つことです。
安価な中古ノートPCでも、クラウド作業や記事執筆には十分対応できます。
特に今はパソコンの性能自体が頭打ちになって来ていますからね。
高額のパソコンではなく、中古パソコンであっても十分に副業を快適に行うことは可能です。
ただし、注意点としては中古パソコン業界は有象無象の販売業者がいます。
慣れていないと悪質な販売業者から粗悪なパソコンをつかまされてしまうこともあり得ます。
なので、中古パソコンこそ、信頼のおける販売業者から購入することをオススメします。
当ブログのオススメは、PC nextという販売点です。
関西電力のグループ会社であり、サポートも充実しているので、
なるべく安く、安心して副業用のパソコンを購入したい場合は非常にオススメです!
初期設定不要で初心者に大人気な高速パソコン【PC next】
中古パソコンの選び方については、過去にも記事を書いていますので、
ぜひそちらも参考にしてピッタリな副業用のパソコンを手に入れてください!
対策②:副業用メールアドレス・クラウドを別にする
会社のメールアドレスを副業登録に使うのは厳禁です。
GmailやProtonMailなど、個人専用のメールを使うようにしましょう。
副業用のメールアドレスをどのように運用していくかについても
過去に記事を書いていますので、ぜひそちらもお読みください
また、Google Drive・Dropboxなども会社アカウントとは完全に別アカウントで運用するのが鉄則です。
対策③:SNSやブログの特定を防ぐ
SNSで副業アカウントを運営する場合は、勤務先情報・本名・顔写真を避けるのが基本。
本業と繋がるような情報の公開は極力避けて副業を行うのが良いと思います。
特にLinkedInなど、実名ベースのSNSからつながるケースも多いので注意が必要です。
対策④:確定申告での「住民税バレ」にも注意
パソコン経由ではありませんが、住民税から副業がバレるケースも非常に多いです。
ある程度副業が軌道に乗り始めると確定申告は必須となります。
確定申告の際の徴収方法を「普通徴収」に設定しておくことで、会社に通知されずに済みます。
どうしても会社バレしたくない人へ:副業の選び方
① 業務時間外・休日にできる在宅ワーク
ライティング、データ入力、イラスト制作、音声編集などは自宅の個人PCで完結します。
クラウドワークスやスキルシェアサービスを活用すれば、会社に関係なく収入を得られます。
初心者であっても比較的稼ぎやすい副業については、
下記の記事で紹介しておりましたので、興味がある人はこちらもチェックしてみてくださいね!
② 競合にならないジャンルを選ぶ
勤務先と同業の仕事は避けるべきです。
たとえばIT企業勤務なら、美容・音楽・教育分野などまったく異なるジャンルの副業を選ぶと安全です。
まとめ:会社のパソコンで副業は絶対NG。安全に収入を増やそう
会社のパソコンを使って副業を行うのは、
- ログ監視
- ネットワーク監視
- 情報漏えいリスク
の観点から非常に危険です。
安全に副業を続けたいなら、自分専用のパソコンとネット環境で完全に分離することが最も重要です。
正しい知識と準備をすれば、会社にバレずに副業で月数万円を安定的に稼ぐことも十分可能ですよ。