OfficeなしノートPCは不便?無料で代用できる神ツールと失敗しない選び方
最近のノートパソコンを見ていると、「Officeなしモデル」が増えていますよね。
価格が安く見える一方で、「でもOffice(Word・Excel)がないと不便じゃないの?」
と不安になる方も多いはずです。
もしくは、Windows10サポート終了に伴い、駆け込みでノートパソコンを購入したが、
Officeが入っていなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと――使い方次第ではOfficeなしでもまったく問題ありません。
ただし、使い道によっては不便に感じることもあるため、購入前にポイントを押さえておくことが大切です。
この記事では、
Officeなしノートパソコンの実際の使い勝手から、無料で代用できる方法、
選び方のコツまで分かりやすく解説します。
ノートパソコンに「Officeなし」が増えている理由
メーカーがOfficeなしモデルを増やす背景
ひと昔前までは、パソコンといえば「Office付き」が当たり前でした。
しかし近年では、コストを抑えたいユーザーが増えたことや、
クラウドサービスの普及により、「Officeなし」モデルを選ぶ人が増加しています。
メーカー側も価格を下げやすくするため、Officeを付けないラインナップを拡充しています。
結果的に、初心者向けの手頃な価格帯のモデルとなると「Officeなし」が多いのが現状です。
Office付きモデルとの価格差とコスパの違い
Office付きとなしでは、価格差が1〜2万円ほど生じます。
同じ予算なら、Officeなしモデルを選んでCPUやメモリ性能を上げるほうが快適に使えるケースもあります。
つまり、
Officeを使う頻度が少ない人にとっては、Officeなしのほうがコスパが良いこともあるのです。
今は「Officeを後から入れる」時代
以前は、Officeを後から導入するのは面倒でした。
しかし現在では、Microsoft 365(サブスク)を契約すれば、数分で最新Officeを使えるようになります。
必要になったときに導入すればOK。これが今の主流です。
ノートパソコンにOfficeがないと本当に不便?
WordやExcelをよく使う人にとってのデメリット
業務でExcelの関数を多用したり、Wordでレポートを作る機会が多い人には、やはりOfficeなしは不便です。
特に、マクロや高度な書式設定を使う人は互換ソフトでは一部崩れる可能性があります。
また、取引先や学校で「Word形式で提出してください」と指定される場合は、互換性の面で注意が必要です。
意外と困らないケース(ブラウザ・クラウド利用)
一方で、ブラウザ上で文書作成や表計算をするだけなら、Officeなしでも十分です。
Googleドキュメントやスプレッドシートは、ブラウザさえあればどのパソコンでも無料で利用できます。
私も、Googleドキュメントはブログ記事の下書きで使っていて、かなり愛用しています。
下書きなので、
本来Wordのように文書作成ができるGoogleドキュメントは使う必要はないんですけどね、
ブログ執筆にも便利なので使っているという感じです。
ブログとGoogleドキュメントは意外と相性良いというお話は過去にも記事にしていますので、
よろしければそらもご覧ください!
Googleドキュメントやスプレッドシートならデータは自動でクラウド保存され、スマホでも編集可能。
実は、個人利用ならこれだけで完結する人も多いのです。
Officeなしでも困らない仕事・用途とは?
- ネット閲覧・動画視聴・メールなどの軽作業
- 副業や在宅ワークでのライティング作業
- 家計簿・簡単な資料作成
こうした用途なら、Officeなしでまったく問題ありません。
Officeなしでも大丈夫!無料で使える代替ソフト3選
① Googleドキュメント・スプレッドシート
Googleアカウントがあれば無料で使える定番ツール。
WordやExcelに近い操作感で、共同編集もリアルタイムで可能です。
クラウド保存なので、USBや保存忘れの心配もありません。
② LibreOffice(無料の定番デスクトップソフト)
インストール型の無料Office互換ソフト。
インターネット接続がなくても(オフラインでも)使えるのが魅力です。
多少見た目は古めですが、基本機能はしっかりしており、オフラインで作業する人に最適です。
③ Microsoft 365の無料オンライン版
実は、Microsoft公式にも無料で使えるオンライン版Officeがあります。
Word・Excel・PowerPointがブラウザ上で使えるため、「軽く編集したい」程度ならこれで十分です。
Microsoftアカウントを持っていればすぐ利用可能です。
オンライン版のOfficeの弱点としては、VBAが使えないということです。
もしかしたら、愛用しているVBAツールを使いたくてOffice入りのノートパソコンがほしい
という方もいらっしゃるかもしれません。
オンライン版OfficeはVBAの変わりにOfficeスクリプトが使えます。
Officeスクリプトについては過去にこちらの記事で書いていました!
個人的には、オンライン版のOfficeについても使い倒してみたいなと思っており、
反響がありましたら「オンライン版のOfficeを使い倒す」というテーマで、
記事も買いてみたいですね。
Officeが必要な場合のおすすめ導入方法
買い切り版とサブスク版の違い
買い切り版(Office 2021など)は一度購入すれば永続利用可能ですが、アップデートは止まります。
一方、Microsoft 365は月額制ですが常に最新バージョンが使えます。
複数端末で利用できる点も魅力です。
Microsoft 365の「個人プラン」はコスパが良い
月額1,500円前後でWord・Excel・PowerPoint・Outlookなどすべて使え、
1TBのクラウドストレージ(OneDrive)も付属。
仕事・学習・副業のどれにも対応できる万能プランです。
私自身、Microsoft Officeのソフトが仕事でどうしても必要になってしまうので、
このMicrosoft365をサブスクで契約して使用しています。
Office付き中古パソコンを選ぶという選択肢
中古パソコンの中には、Office搭載済みのものもあります。
コストを抑えてすぐに使いたい場合は、こうしたモデルを選ぶのも賢い方法です。
当ブログでオススメしているのは、PC nextです。
中古パソコンは、まだまだ使えるスペックのパソコンがたくさんあるので、
コスパは良いのですが、いかんせん怪しげな業者が多いです。
PC nextは関西電力グループの中古パソコン販売店なので、
購入後のサポート面でも安心です
初期設定不要で初心者に大人気な高速パソコン【PC next】
今回のテーマのOfficeに関しても、
WPS OfficeがインストールされたPCが納品されますので、
購入したけどOfficeがなくて不便ということにはならないので、
その点でもオススメですね!
ただし、WPS Officeは非常にMicrosoft Officeと互換性が高く、
使い勝手も遜色ないので、オススメではあるのですが、
厳密にはMicrosoft Officeとは別物になりますので、その点は注意が必要です。
WPS Officeに関しては過去記事でも紹介しておりますので、
よろしければそちらもご覧ください!
Officeなしノートパソコンを選ぶときのチェックポイント
- 初期設定で使えるソフトを確認する
- クラウド保存やPDF編集など、自分の用途に必要な機能があるか確認
- 在宅ワークや副業で使う場合は、取引先とのファイル互換性を意識する
特に副業でライティングやデータ入力を行う場合、クライアントが「Excel形式で納品してください」と言うことがあります。
その場合、Googleスプレッドシート→Excel形式で出力すれば問題ありません。
ただ、クライアントから入力用ファイルを渡され、それにデータを入力して納品する
という場合には、GoogleスプレッドシートやLibreOfficeでデータ入力するということもできますが、
保存後にレイアウト崩れ等が発生していないか確認してから、提出するようにした方が良いでしょう。
結論:Officeなしノートパソコンは「使い方次第で不便じゃない」
Officeなしノートパソコンは、一見すると「不便そう」と思われがちですが、実際には無料ツールを活用すれば十分便利に使えます。
「自分は本当にWordやExcelを頻繁に使うのか?」
ここを一度見直すだけで、余計なコストを抑えつつ、自分にぴったりのパソコンを選ぶことができます。
もし「個人のみで完結する作業での利用がほとんど」「たまに使うだけ」という人なら、
まずはGoogleドキュメントやMicrosoftのオンライン版から試してみてください。
きっと、「あれ、これで十分じゃん」と感じるはずです。
まとめ
- Officeなしモデルは価格が安く、性能重視の人におすすめ
- 無料ソフト(Google・LibreOffice)で十分代用可能
- どうしても必要ならMicrosoft 365を後から導入すればOK
パソコン選びは「不便そう」より「自分に合うかどうか」で決めるのが正解です。
賢く選んで、快適なPCライフを始めましょう。