【2025年版】WordPressでECサイトを作るなら?おすすめテーマ10選と失敗しない選び方を解説!

「WordPressでネットショップを作りたいけど、テーマ選びで迷う…」
最近は、BASEやShopifyのような手軽なネットショップ作成サービスが増えています。
しかし、
- デザインを自由に作りたい
- 自分のドメインで運営したい
- ECサイトの構築・運用費用をなるべく抑えたい
という人には、
WordPressを使ってECサイトを構築するという選択肢も人気です。
ただし、WordPressでECサイトを作るときに最初の壁になるのが「テーマ選び」。
テーマによってデザインの印象も操作性も大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
この記事では、WordPressでECサイトを作るメリット・デメリットから、
おすすめテーマ10選、そして失敗しない選び方までをわかりやすく解説していきます!
WordPressでECサイトを作るメリット・デメリット
メリット①:初期費用を安く抑えられる
WordPressは基本的に無料で使えるオープンソースCMSです。
必要なのはサーバー代とドメイン代のみ。
有料テーマを使っても、
他のサービスに比べると初期コストをかなり安く抑えられます。
自分で管理やメンテナンスを定期的をする必要はありますが、
ECサイトのパッケージを入れたり、スクラッチで作ったりするより
圧倒的に必要を抑えたりできるのが強みです。
特に、ECサイトはほしいけど、予算をそこまで確保できない
という個人事業主やフリーランスにオススメです。
メリット②:自由度の高いデザイン・機能
WordPressの強みはなんといっても「自由度」。
テーマやプラグインを組み合わせれば、
ブログ型ECサイト・ブランドサイト・サブスク型ショップなど、
思い通りのショップを構築可能です。
デメリット①:自分で管理する手間がある
先程も少し触れましたが、自分で管理やメンテナンスをしなければ行けないということが、
WordPressでECサイトを構築することのデメリットの一つです。
セキュリティ対策、決済設定、プラグイン更新など、運営にはある程度の知識が必要です。
とはいえ、最近のテーマは設定画面がシンプルで、初心者でも始めやすくなっていますよ。
デメリット②:テーマ選びを間違えると不具合も
- 「デザインはおしゃれだけどWooCommerceに対応していない」
- 「日本語環境で使うと崩れる」
など、テーマによってはECサイトに不向きなものもあります。
選ぶときは必ず「WooCommerce対応」「日本語サポートの有無」を確認しましょう。
ECサイト向けWordPressテーマを選ぶときのポイント
1. WooCommerce対応
WordPressでECサイトを作るなら、
世界的に使われているWooCommerceプラグインへの対応が最重要です。
対応テーマを選ぶことで、商品登録・カート・決済ページなどが自動的に最適化されます。
2. モバイル(スマホ)対応
今やネットショップのアクセスの6〜7割はスマホ。
「レスポンシブ対応」のテーマを選ばないと、スマホで崩れて離脱率が上がります。
3. ページ表示速度
表示が重いとSEOにも悪影響。
海外テーマでも軽量設計の「Astra」「Flatsome」などは高速です。
画像を軽量なフォーマットにして表示させるプラグインの導入も地味ですが効果的ですよ。
こういったプラグインが豊富で、気軽に導入できるのがWordPressの魅力でもあります。
4. サポート体制
英語テーマは安いものの、初心者にはややハードルが高いです。
日本語サポートのあるテーマ(Lightning、SWELL、TCDなど)なら安心して導入できます。
【2025年版】おすすめWordPressテーマ10選(ECサイト対応)
1. Lightning G3 Pro Unit
日本企業が開発したテーマで、WooCommerceとの相性も抜群。
初心者でもブロックエディタで簡単にショップを構築できます。
公式サポートも充実しており、初めてのECサイト構築に最適です。
Lightning G3 Pro Unitは、
無料版のWordPressテーマLightning G3に有料版のプラグインを導入することで利用できるようです。
そしてややこしいのですが、無料版のLightning G3とは、
WordPress用テーマ「Lightning」の「Generation 3(第3世代)」を指し、
2021年5月にリリースされた無料版のバージョン14.x以降を指す
とのこと。
実は、私もECサイトではないですが、フリー素材配布サイトでLightningを使用しています。
Lightningに関しては、
Xserverのレンタルサーバを利用すれば、無料でテーマ
が利用できます。
まずは、無料版のLightningでECサイトの構築を進めて、
慣れてきたり、もう少し機能を充実させたい!
と思うようになったら、有料版のLightning G3 Pro Unitを導入するのがオススメ。
ちなみに、ECサイトだとある程度サーバのパフォーマンスが安定している必要があります。
せっかくお客様がサイトに来てくれたのに、サイトが重くて離脱してしまったら、大きな機会損失ですからね。
そういった意味でも、パフォーマンスが良く価格もお手頃なXserverのレンタルサーバは、非常にオススメです。
2. TCD「EGO」
高級感のあるデザインが特徴で、ブランド系ECサイトにぴったり。
日本語で操作でき、集客・ブランディング両方を重視した構成になっています。
WooCommerceプラグインに対応したテーマということを強く押し出していて、
ECサイト用のテーマとしてオススメです。
デザインがとても良いので、本格的で高級感を訴求していきたい方に合うかと思います!
公式サイト:https://tcd-theme.com/tcd079
3. SWELL
ブロックエディタ完全対応で、ECサイトとブログの両立に最適。
「販売ページ+商品レビュー記事」を組み合わせたSEO運用にも強いテーマです。
ブログでも大定番の有料テーマですね。
大定番故にありきたりなイメージにはなってしまいますが、
その分テーマに関する情報も多いので設定で困った時には調べて自力で解決ということも
できるかもしれません。
公式サイト:https://swell-theme.com/
ちなみに、SWELLは公式サイトからでも購入できますが、
Xserver経由でも割引価格で購入することができます。
SWELL公式ですと、17,600円(税込)ですが、
Xserver経由なら16,720円(税込)とちょっとだけ安いです。
なので、Xserverを契約していて、SWELLの導入を考えている場合は、
Xserver経由で購入する方がお得です。
なんぼでも費用は抑えられるに越したことはありませんからね。
4. Snow Monkey
開発者にも人気の高機能テーマ。
WooCommerce連携、AMP対応、豊富なウィジェットなど、
本格的なショップ運営に向いています。
テーマの購入前に試用できるようなので、まずはどんな使用感で、
どんな機能が使えるのか試してみたい人はお問い合わせしてみましょう。
公式サイト:https://snow-monkey.2inc.org/
5. Welcart Basic
日本製のECプラグイン「Welcart」とセットで使えるテーマ。
WooCommerceよりも国内配送・税率対応が簡単で、個人事業主にも人気です。
公式サイト:https://www.welcart.com/
6. THE THOR(ザ・トール)
SEO・高速表示・デザイン性の三拍子がそろった有料テーマ。
ブログ+EC構成にも向いており、アフィリエイト型の物販サイトにも最適です。
おしゃれでデザイン性の高いECサイトを作りたい人には非常にオススメなテーマです。
7. Cocoon(無料)
無料ながらWooCommerce連携も可能。
副業でまずECに挑戦したい初心者におすすめ。
これも、ブログでも大定番のテーマですね。
Lightningと同様に、Xserverをサーバをレンタルされている人であれば、
無料で利用できるテーマですので、まずはCocoonでECサイトを構築してみるのもアリだと思います。
8. Astra
海外でも人気の軽量テーマ。
WooCommerce用デモが豊富で、サイト速度重視の人向けです。
参考:https://ja.wordpress.org/themes/astra/
9. OceanWP
デザインテンプレートの数が多く、ドラッグ&ドロップで自由にカスタマイズできます。
自分でガシガシカスタマイズしていきたい人にオススメ!
参考:https://ja.wordpress.org/themes/oceanwp/
10. Flatsome
WooCommerce専用テーマの定番。
海外では企業ショップの定番で、プロ仕様のEC構築に最適です。
英語の情報が多いですが定番だけあって非常にクオリティは高いため、
英語があまり苦でない人にはオススメです。
参考:https://demos.flatsome.com/
無料テーマと有料テーマ、どちらを選ぶべき?
結論から言うと、長期運営なら有料テーマがおすすめです。
無料テーマでも始められますが、サポートや機能拡張に限界があります。
- 無料テーマ:Cocoon、Lightning(無料版)など → 初心者向け
- 有料テーマ:SWELL、THE THOR、EGOなど → 売上を狙う人向け
特にSWELLは、ECサイトとブログの両立がしやすく、SEO的にも評価が高いです。
WordPressテーマを導入したらやるべき初期設定
- WooCommerceプラグインを導入
- SSL化(https化)で安全性を確保
- 決済方法と配送オプションを設定
- テスト注文で動作確認
特にSSL化は必須です!
未対応だと「安全でないサイト」と表示され、信頼性を失います。
とはいえ、SSL化は、今は当たり前のようになってきていますので、
Xserver等の主要なレンタルサーバであれば、簡単に設定できるようになっていますので、そこは安心して大丈夫です。
まとめ:WordPressのテーマ選びがECサイト成功の第一歩
WordPressでECサイトを作るなら、テーマ選びがすべての基礎になります。
「おしゃれに見えるテーマ」という視点だけではなく、
WooCommerce対応・速度・サポートの3つを基準に選ぶのがコツです。
最初はLightningやCocoon等の無料テーマからでも構いません。
運営を続けていく中で、有料テーマへの移行を検討すればOKです!
WordPressは柔軟で拡張性が高いCMSです。
正しいテーマを選べば、あなたのショップも「自分だけのブランド」として成長していくはずです。