「それが常識だ」を疑え!ーー『年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人』
ブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
アフターファイブ作曲家のしんさんわーくす(@shinsaworks)です。
先ほど、午堂登紀雄さんの『マンガ版 年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』を
読んだのですが、あまりの内容の良さに感動して号泣してしまったので、笑
その勢いでブログに書評を書いています。
タイトルの通り、年収1億円を稼ぐ人と年収300万円しか稼げない人の
思考方法、習慣について教えてくれる本です。
マンガ版なので、ストーリー仕立てとなっており、
楽しく物語を進めながら年収1億円稼ぐ人の考え方を学ぶことができます。
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ストーリーについて
物語は、主人公が年収300万円のまま定年退職の日を迎えてしまうところから始まります。
会社から家に帰ると、
なんと妻は離婚届を置いたまま、家を出て行ってしまいました。
急いでニートの息子に電話をかけるも「今月の仕送りを早く頼むわ」
の一点張り。
そんな絶望的な状態で、主人公は不思議な力を持つ精霊に出会い、
「ビリオネア」になるためのチャンスが与えられます。
果たして、主人公は年収1億円稼ぐ人の習慣を学び、
不甲斐ない人生を変えることができるのか…
本を読んで特に印象に残っている3つの点
ページをめくるごとに、「なるほど!」と首をタテに振りまくることになった
「マンガ版 年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人」ですが、
その中で僕自身が特に印象に残った点について3つご紹介したいと思います。
1 年収300万円の人はスタバでコーヒーを買うが、年収1億円の人はスタバで勉強する空間を買う
多くの人が何かを買うと言った時、例えば「スタバのコーヒー」のような、
モノを買うことを思い浮かべると思います。
しかし、年収1億円を稼ぐビリオネアは、単にモノを買うだけでなく、
その先にある何かを買います。
スタバの例で言うと、コーヒーを買うだけでなく、
買った後、コーヒーを飲む空間、
つまりスタバの店内で勉強やら仕事やらをするための空間を買うのですね。
スタバのような場所で勉強や仕事をしたことがある人はわかると思いますが、
そう言った場所で勉強や仕事をすると結構捗るのですね。
人は、ずっと同じ場所にいては集中力が続きません。
それは、場所ニューロンと言う神経細胞が関係しているのだそうです。
逆にさっき作業していた場所と違った所で勉強や仕事を行うことで、
気分もリフレッシュできますし、新たに集中して取り組むことができるのですね。
ただ単にコーヒーを買ってダラダラするのではなく、
コーヒーを飲んでいる時間も有効活用できないか、
日常生活の中で常にアンテナを張っておくことが大切なのですね。
2 年収300万円の人は詐欺に腹を立てるが、年収1億円の人は詐欺の手口に学ぶ
詐欺は悪いことですし、誰だって騙されたくありません。
詐欺に遭わないようにメディアを通じて注意喚起が促されていますが、
詐欺師もあの手この手を使ってお金を騙し盗ろうとしています。
そして、気をつけていたつもりでも詐欺に遭ってしまう人は必ずいます。
用心深いはずなのに引っかかってしまう、詐欺の仕組みや着眼点が巧妙なのです。
詐欺はもちろんいけないことですが、その仕組みや着眼点をビジネスに活かせることはないのか。
詐欺であっても本質に目を向けて見ることで、人を動かすアイデアを見つけることができるのですね。
年収300万円の人はギャンブルを嫌がるが、年収1億円の人はギャンブルを好む
これは別にパチンコや競馬等を推奨している訳ではありませんよ笑
安定を求めて楽な方ばかりを選んでいては、ビビって挑戦なんかできません。
ビジネスの世界で一旗揚げようと思ったら、思い切って挑戦をしなくてはいけない
場面はいくつも出てきます。
そんな時に、怯まずに前に進むことができるのか。
そう言った意味で年収1億円の人は、ギャンブルを好むと言っているのですね。
もちろんその挑戦は自分の中で確信を持っていて上手く行くと信じている。
ただ何も知らない外野から見ると無謀な賭けをしているように見えるだけ
と言うことなのですね。
チャンスが目の前にあり、進むべき時に進むことができるのか。
「チャンスの女神は前髪しかない」
と言う言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
いざチャンスがやってきてもビビってしまっていては、飛びつくことができません。
チャンスに脊髄反射で飛びつくことができる大胆さが
年収1億円稼ぐ人になるためには必要なことなのですね。
まとめ
この本の中で紹介されている教えは、何も特別なことではありません。
普段の生活の中で自分が心がけることで、今日からでも変えていけることばかりです。
「思考が変われば、行動も変わる」
この本の最初に出てくる言葉ですが、まずは自分の中の常識と言う偏見を疑ってみて、
上手く言っている人の考え方・習慣を少しずつ実践して行ってみてはいかがでしょう。
「マンガ版 年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人」は
ストーリーもテンポ良く面白いので、普段本を読み慣れていない人でも楽しめると
思います。
読書を普段からする人にとっては、もっと読みたい!
と言う気持ちになるかもしれませんので、その時は原作の方も読んでみてはいかがでしょうか?
ちなみにマンガ版が面白すぎたので、僕も原作を購入しました。笑
これから、原作の方を読むのが楽しみです!