何だか怪しい?お金の無駄?自己啓発本は役立たずなのか?
ブログを読みに来てくださり、ありがとうございます。
フリーの作曲家のしんさわ(@shinsanworks)です。
僕は、読書が趣味でビジネス書を中心によく読みます。
その関係で、読書について言及されたネット記事などをよくチェックするのですが、最近の記事には自己啓発ブームと書かれていることが多いです。
ビジネス本の中には、いわゆる自己啓発本のようなものも多くあります。
僕自身、そういった自己啓発本のようなものをたくさん読みます。
ただ、自己啓発に対してはネガティブな意見を持つ人々も存在していますね。
それらの自己啓発本を読むことは、無意味なのでしょうか?
まず、僕の結論から先に言ってしまうと、
自己啓発本を何冊も読むことは決して無意味ではない
ということです。
その理由について詳しく見ていきましょう。
自分のマインドセットが変わる
自己啓発本を読むとマインドセットの重要性が必ずと言っていいほど、語られています。
なんとなく、マインドセットと聞くと精神論というイメージが浮かんできて、なんだか怪しいなぁ…
と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
何を隠そう、僕自身がそう思いました笑
ただ、数々の本で口を酸っぱくマインドセットの重要性を説いているからには、やはり何かで成功するためには、これを変えて行かなければいけないのですね。
あなたが孫正義ならお金持ちになれるのか?
以前視聴した某実業家の講演会のDVDでは、こんな例え話が紹介されていました。
このブログを読んでいる方の多くは、経営者や実業家ではなく、お金持ちでもないと思います。
今のままのあなたが、10年後、年収1億円以上稼ぐ人になれているでしょうか?
もしかしたら、「そんなの無理!」って思った方もいるかもしれません。
では、今この瞬間、孫正義さんの魂があなたに乗り移ったとしたらどうでしょう笑
孫正義さんは、言わずと知れた日本を代表する経営者ですよね。
きっと、孫正義さんの魂・スピリッツが乗り移ったあなたは、10年後、年収1億円くらいは達成できているのではないでしょうか。
孫正義さんは、自分なんかとは比べ物にならないくらい頭が良いから…
と考えた方もいそうですね。
確かに、孫正義さんはめちゃくちゃ優秀な方だと思います。
でも、孫正義さんは学生の頃から、学校の先生を雇って塾を開こうとしたり、
大学の教授を雇って翻訳機を発明したり
と大人を巻き込んで自分の事業を行っていました。
単純に知識量で比較すれば、学生の孫さんより先生や教授の方が頭が良いってことになりませんか?
頭が良い・IQの高い人なんて腐る程います。
しかし、彼らが必ずしも孫さんと同じくらいお金持ちになるとは限りません。
両者の間には、経営者としての視点、考え方、
つまり、マインドセットの差があるんですね。
だからこそ、多くの自己啓発本ではマインドセットを変えよう!
などと、しつこく書かれているんですね。
自分のやる気が出てくる
自己啓発本は、読者に行動を起こさせるため、筆者があれこれ知恵を絞って書いています。
自己啓発本を何冊か読んだことがある方は分かるかと思いますが、
読んだ直後はなんだか自分も変われたような気がして、
とてもやる気が湧いてきた感覚がしたのではないでしょうか?
このように、自分のモチベーションを上げてくれるメリットも自己啓発本にはあります。
しかしながら、そう言ったやる気は一時的なものであることが多いです。
なので、1度読んで感動した本は何度も読み返したり、もっと色々な本に手を伸ばしたりして自分のモチベーションを定期的に上げることをオススメします。
こうすることで、常にモチベーションを高く保つことができます。
自己啓発本オタクにはならないで
自己啓発本を読むとやる気が出てくると先ほど書きましたが、
これがマイナスの効果をもたらすことがあります。
それが、自己啓発本を読んで満足してしまうということ。
大抵の自己啓発本は、
ダメだった著者が一念発起して、泥水をすすりながらも、
ビジネスパーソンとしての成功をおさめることができた!
という王道のストーリー展開となっています。
このダメだった著者に自分を投影してしまい、
本を読み終えた頃には何だか自分も成功したような錯覚を起こしてしまうのですね。
ただ、本を読んだだけでは現実は何一つ変わりません。
自己啓発本を読む、最大の目的は自分の行動を変えることです。
本を読んだら、必ず何か一つでも行動を変えてみる。
ここを徹底しないで、
自己啓発本を何冊も読んだって無意味です。
自己啓発本なんか読んでも役に立たないと言われるのは、
読んだ後の行動がセットになっていないからなんですね。
本を読んでいる途中に何か行動を起こしてみたいと思ったら、
本を一旦閉じて行動するのをオススメします。
まとめ
- 自己啓発本を読むのは無意味ではない
- ただし、行動できない人は読んでも意味がない
- 短期的に役に立たないことこそ、長い人生の中で役に立ってくる