収益を1万倍に増やす方法 大量行動しよう!
どうも、しんさんわーくすです。
暑いですね。夏になるとどこかに旅行に行きたくなります。
1週間くらい休みを取って、日本全国、もしくは世界中を旅したい衝動に駆られます。
まあ、普通に会社に勤めているサラリーマンは、そんなに長く休みを取れません。
もっと言えば、お金もたくさんかかってしまうので、僕のようなしがないサラリーマンにとっては、そんな旅をするのは難しいです。
兎にも角にも、お金が必要になりますよね。
今回ご紹介する本は、月の収益を増やすためのビジネス書です。
大坪勇二さん著、『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす1万倍仕事術』
というタイトルです。
ずいぶんと長いタイトルですね。キャッチーではありますが。
著者は、もともと大手の経理マンだったそうです。ですが、営業マンがバリバリ働いている様を見ているうちに自分も営業がしたいと思うようになり、転職。
営業経験ゼロの状態で保険会社の営業マンとなったそうです。
通常、保険会社の営業になるには、過去の営業経験が必要といいます。ですが著者の場合、何も経験がありませんでした。無理やり頼み込む形で、保険会社への転職を決めたそうです。
営業ってシビアなイメージがありますよね?それも、保険会社というのだからなおさらです。
最初はある程度の収入を得ていた著者も、時間が経つにつれ、給料が減っていきます。
手取りが最低で1655円まで下がった時もあったそうです。
そんな著者が、必死に勉強し、行動し、数ヶ月後には月収1850万円に到達した。というお話です。
その過程で、著者が用いたノウハウが本の中で紹介されています。
前書きが大分長くなってしまいました。
ここから先は、本を読んで個人的に印象に残った点について、3つご紹介したいと思います。
大量行動の重要性
著者は、2000円に満たない手取りになってしまい、自信もプライドも打ち砕かれます。
養うべき、家族もいたため、焦りも相当あったと思います。
なんとか現状を打開しようと、1人ファミレスに入り作戦を立てようとしました。
しかし、信じられないほど低い手取りとなってしまい、絶望していた著者はそれどころじゃありません。
しばらくは、何も案が浮かばなかったといいます。
とりあえず、どんなアイデアでもいいから紙に書き出してみようと思い、9つの作戦を捻り出しました。
そして、翌日から著者は、9つの作戦を早速実施しました。9つ同時にです。
この9つ同時というのが、この本の最大のポイントだと思います。
普通だったら、1つずつ試していき、それが終わったら次の案を試す。という感じで実践していきますよね。
しかし、著者は全部を同時進行で行った。
必然的にたくさん行動することに繋がったんですね。
一つ一つ実践していては、最後までアイデアを試せず途中で力尽きてしまう。ならば、最初から同時進行でやってしまおう。というのが著者の考えです。
9つの作戦のうち、失敗に終わった作戦はいくつもありました。
しかし、著者は9つ全部実施しなければ、月収1000万円にはたどり着かなかった。といっています。
成功した作戦は、失敗した作戦の経験があってこそなのですね。
成功のための5つのツール
大量に行動をする。と言うのは簡単だけど、実際にやるのは大変です。
著者は、どのようにして行動の量を増やしていったのでしょうか?
著者は、仕事を行っていくにあたり、5つのツールを使っていたといいます。
いくつか紹介します。
16コマスケジュール
1週間のうち、4日間をそれぞれ4つの時間帯に分け、それらにスケジュールを組み込んでいくという方法です。
スケジューリングしてと言ってしまえば、それまでですが、ポイントは4日のスケジュール、という点にあると思います。
これは、1日をスケジュールの調整の日、予備日として準備しておくという発想ですね。
実際、スケジュールを真面目にこなそうとする人ほど挫折します。多少、予定通りいかなくても予備日で調整できる。という余裕があだた方がいいのですね。
話は戻ります。日曜とかに、16コマスケジュールを全て埋めます。埋まったらあとは、それに従って行動していくだけです。
20ポイントルール
スケジュールを決めて、後はそれに従って行動する。簡単なようでとても難しいです。
モチベーション維持も大変だと思います。
そこで、大きな効果を発揮するのが20ポイントルールといいます。
これは、行動を点数化し、1日20ポイント達成できるように目指すというものです。
例えば、打ち込みを1セクション分完成させたら、2ポイント。曲をクライアントに1曲納品したら、4ポイント。というように点数を決めます。
後は、1日合計20ポイント達成できるように、行動をしていきます。
行動を点数化することで、ゲーム感覚で仕事に取り組むことができます。結果的にモチベーションアップに繋がるというわけですね。
考えを紙にアウトプット
本書を読んでいると、自分の考えていることを紙に書き出すことの大切さがよくわかります。
頭の中で考えを整理できているつもり、でも意外と思考がごちゃごちゃになっていることが多いです。
紙に書き出すというひと手間をかけることで、考えが整理され、行動に移しやすくなります。
また、新たなアイデアに繋がることもあるんですね。
是非、紙に書き出す習慣をつけたいものです。
まとめ
何かしらの成果を出すには、行動を起こさなきゃいけない。
一つ一つの行動の結果について、一喜一憂していたら、続くもんも続きません。
100撃って1当たれば、ラッキーくらいの気持ちで、大量に行動する。
フリーランスとしてやっていく上で、常に気をつけたいことですね。