ゼロから始める作曲!初心者向け無料DAWランキング&選び方ガイド

音楽制作を始めたいけど「何から手をつけていいかわからない…」
という方におすすめなのが 無料DAW(Digital Audio Workstation) です。
DAWとは、作曲・編曲・録音・編集を行うためのソフトのこと。
最近では、プロも使用する高度な機能を持つものが多く、無料で始められるDAWも充実しています。
今回おすすめするのは、無料のDAWですが、
慣れてきたら有料のDAWに移行するのをおすすめします!!
無料・有料の範囲でおすすめDAWについて書いた記事もあるので、興味がある人はこちらもどうぞ!
無料DAWを使うメリット・デメリット
メリット
- 初心者でも手軽に始められる
- コストをかけずに作曲・録音を体験できる
- 将来的に有料版への移行もスムーズ
デメリット
- 一部機能や音源が制限される場合がある
- サポートが少ないこともある
- 高度なプロ制作には物足りないことも
とはいえ、最初の一歩としては十分な機能が揃っています。
パソコンで音楽制作を始めたいと思った方は、まずは無料のDAWから始めるのが良いと思います。
初心者向け無料DAWおすすめランキング(2025年版)
ここでは、初心者が扱いやすく、評判の高い無料DAWをランキング形式で紹介します。
1位:Cakewalk by BandLab
Cakewalk by BandLabは、プロフェッショナル向けの機能を備えた高性能な無料DAWで、Windows専用です。
前進は、なんとSonarという有料DAWです。
何を隠そう私自身、SonarからDTMを始めました。
無料でかなりのことができるので、正直最初は迷ったらCakewalkで良いです。
主な特徴
- 高度なオーディオエンジン:無制限のオーディオおよびMIDIトラックをサポートし、複雑な作曲にも対応可能です。
- 多重録音機能:複数のソースを同時に録音でき、バンドセッションや複数楽器の録音に最適です。
- VSTプラグイン対応:豊富なVSTプラグインを使用して、音楽制作の幅が広がります。
- BandLabとの連携:プロジェクトをBandLabにアップロードし、クラウド上でのコラボレーションや編集が可能です。
- 無償提供:高機能ながら、無料で提供されており、コストパフォーマンスに優れています。
公式リンク:https://www.cakewalk.com/
2位:Tracktion T7
Tracktion T7は、シンプルで直感的な操作が特徴の無料DAWで、WindowsおよびMacに対応しています。
主な特徴
- シングルスクリーンインターフェース:すべての操作が1画面で完結し、作業効率が向上します。
- ドラッグ&ドロップ機能:オーディオファイルやプラグインの追加が簡単で、直感的に操作できます。
- VST/VST3/AUプラグイン対応:幅広いプラグインに対応しており、音作りの幅が広がります。
- クリップレベルエフェクト:個々のクリップにエフェクトを適用でき、細かな音作りが可能です。
- 無料で提供:高機能でありながら、無料で利用でき、コストを抑えた音楽制作が可能です。
公式サイト:https://www.tracktion.com/products/waveform-free
追記:
現在は、Tracktion T7は配布終了しており、後継の「Waveform Free」が配布されているようです。
3位:LMMS
LMMSは、オープンソースの無料DAWで、Windows、Mac、Linuxに対応しています。
主な特徴
- ループベースの制作:FL Studioに似たインターフェースで、ループやパターンを組み合わせて楽曲制作が可能です。
- 豊富な内蔵プラグイン:15種類以上のシンセサイザーやエフェクトが標準装備されており、追加のプラグインなしでも多彩な音作りができます。
- VSTプラグイン対応:外部プラグインの追加が可能で、機能を拡張できます。
- クロスプラットフォーム対応:Windows、Mac、Linuxに対応しており、さまざまな環境で使用できます。
- 完全無料:オープンソースであり、すべての機能が無料で提供されています。
※このほか、MacにプリインストールされているGarageBandも初心者には非常に人気です。
初心者が無料DAWを選ぶときのポイント
操作のわかりやすさ
初心者は直感的に操作できるソフトを選ぶと挫折しにくいです。
プラグインや音源の充実度
DAW本体だけで曲が完成できるか、追加音源が簡単に導入できるかを確認しましょう。
対応OSと動作環境
自分のPCで快適に動作するかは最重要ポイントです。
日本語対応・サポートの有無
初心者にとって、日本語マニュアルやコミュニティがあるかも選ぶ基準になります。
無料DAWで簡単に始める作曲・録音の手順
DAWのインストール
公式サイトから最新版をダウンロードしてインストール。
トラック作成
MIDIトラックやオーディオトラックを作成し、録音準備。
MIDI入力とオーディオ録音
鍵盤やドラムパッドで音を入力。オーディオはマイクや楽器から録音。
簡単に曲を完成させるコツ
- まずは短いフレーズを作る
- ループ機能を活用してリズムを安定させる
- エフェクトや簡単なミキシングで音質を整える
簡単と書きましたが、楽曲制作の大まかな流れは上記のようになります。
まずは、4小節や8小節の短いフレーズで良いので、
DAWを触って曲を作ってみるのが初めの小さくも大きな一歩ですよ。
ちなみに、MIDIトラックやオーディオトラックという言葉が出てきましたが、
イメージしにくいかもしれませんね。
これらについても解説しておきます。
MIDIトラックとオーディオトラックの違い【初心者向け解説】
音楽制作を始めると必ず出てくるのが MIDIトラック と オーディオトラック です。
初心者には少しややこしく感じるかもしれませんが、イメージすると簡単です。
MIDIトラック
- 鍵盤や打ち込みで入力した「演奏の指示」を記録するトラック
- 音の高さ・長さ・強さなどの情報だけを扱う
- 音自体はソフト音源(ピアノやシンセなど)で鳴らす
- 後から自由に音色やテンポを変更できる
例:ピアノの演奏をMIDIで録音 → 後から「シンセの音」に変えてもOK
オーディオトラック
- 実際に録音した音をそのまま扱うトラック
- ボーカルやギター、ドラムなど、リアルな音を録音
- 音色は録音時のままなので、後から自由に変更できない
- 編集はカット・コピー・音量調整などが中心
例:ギターを録音 → 後からピアノに変えることはできない
まとめ
今回は、初心者におすすめの 無料DAWランキング を紹介しました。
まずは気になるDAWを1つ試してみて、作曲の楽しさを体験してみてください。
慣れてきたら、プラグイン追加や作曲スキルアップに挑戦してみましょう!