DTMerこそ楽器の練習をすべき理由
ブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
フリーの作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。
DTMerのみなさん、今日もDAWを開いていますか?
昨日は、DTMをこれから始めたいという人向けにこんな記事を書きました。
・DTM初心者必見!】初めてのDAWにLogic Pro Xを激推しする3つの理由
そして今日は、
- DTMを始めてある程度たったよ
- 仕事としてDTMをやりたいけどなかなか依頼が来ないよ
って人向けに記事を書いて行きたいと思います。
今回のテーマは、楽器の演奏スキルについてです。
DTMというのは、パソコンで音楽を作って行きますよね。
そして、自分がその楽器を弾けないとしてもDAWで打ち込んで行けば、
自分の楽曲にその楽器を入れることができる
というのが魅力です。
そのため、DTMに楽器の演奏技術は必要ありません。
しかし、僕はDTMerこそ何かしらの楽器を演奏できた方が良いと思っています。
今回はその理由について書いて行きます。
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他のDTMerと差別化が測れる
先ほども述べたように、DTMはたとえその楽器に触ったことがないとしても、
全然演奏ができないとしても、音源さえあれば自分の曲に取り入れることができることが魅力です。
そのため、曲を作るハードルがとても低くなります。
DAWがなければ、全てのパートをそれぞれ録音していく必要があり、
演奏者を集める手間や費用、時間などがかかります。
その点、DAWがあれば一人であっても音楽を完成させることができるので、
とても画期的です。
しかしこれは、裏を返せば誰でも音楽作りに参戦することができるようになった
ということです。
そのため、ただDTMで打ち込みができるだけでは他の大勢のDTMerの中に埋もれていきます。
DTMで曲を作ってあわよくば、仕事に繋げたい!
と思っている人にとっては少しでも他のDTMerより抜きん出たセールスポイントが
欲しいところです。
そこで、自分の強みの一つとして楽器が弾けるという点で差別化をはかるのです。
楽器の演奏と言っても、ピアノやギター、ベースと言ったメジャーな楽器は
すでに演奏できる人が多いため、そこまで強みにならないかもしれません。
例えば、三味線やアコーディオンなど他に宅録をやっているプレイヤーが少なそうな楽器の方が望ましいです。
実際に触ることで、楽器の理解が深まる
DTMは実際に楽器を触ったことがなくても、とりあえず曲の中にぶち込むことができるのが魅力です。
ですが、やはり実際に少しでも触ったことがあるのとないのとでは、打ち込みにも差が出てくると思います。
ある程度、楽器に触ったことがあるのであれば、その楽器特有の奏法や音使いが分かります。
しかし、楽器に触れたことがないと楽器の構造上演奏できない・困難な、トンチンカンなフレーズを打ち込んでしまうこともあります。
まあ、あえて演奏できないような打ち込みをして味を出すと開き直るのも手ではありますが…
可能な限り、リアルな打ち込みをしていきたいと思った時に、楽器を演奏したことがある人の方が有利であることは間違いないでしょう。
活動の幅が広がる
楽器の演奏ができることで、活動の幅も広がっていきます。
例えば、楽器で何か一曲弾いている様子を動画に納めて、
SNSや動画投稿サイトに公開するということもできます。
仲間とバンドを組んで、ライブに出てみるのも良い経験になるでしょう。
また、宅録ができれば他の方から楽器演奏の依頼があるかもしれません。
僕自身、生演奏の音を入れたいと思うことはありますが、
ピアノやギターと言った演奏者ばかりで、ニッチな楽器になると全然演奏者がいなくて困ることがあります。
意外とクラシック系の演奏者も少なかったりしますね。
宅録を行っている人がそもそも少ないですし、
コード譜や耳コピでいい感じに演奏してください!とアドリブに対応している人となると数が限られてきます。
そのため、他の演奏者が少なく、なおかつアドリブもある程度きくようになれば、
かなり差別化がはかれるのではないでしょうか。
まとめ
- 他のDTMerと差別化がはかれる
- 楽器に対する理解が深まる
- 活動の幅が広がる
今回は、音楽のお仕事をやっていきたい!
けれど中々依頼が来ないんだよねぇ〜というDTMer向けに記事を書きました。
あくまで、仕事としてやっていきたい人向けです。
趣味としてDTMをやるのであれば、楽器を弾ける必要なんて全くありません。
どちらにせよ、DTMライフを楽しんで行くことを一番大切にしたいですね!