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【初心者DTMer向け】家を建てるために設計図は必要!作曲でも楽譜は大切だよね

 
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ブログを読みに来てくださり、ありがとうございます。
しんさんわーくす(@shinsanworks)です。

今回は、曲を作る際に初心者DTMerがやってしまいがちな
間違いについて書いてみます。

それは楽譜を書かずに、DAWを立ち上げてすぐに曲を作り始めてしまう
ということです。

曲を作らなきゃ。早く曲を作り始めたい!

という思いが前に出過ぎる人ほど、
DAWでいきなり曲作りを始めてしまいがちです。

でも、初心者のうちは特に、DAWを操作する前の下準備
大切にする必要があります。

家を建てる時も設計図を書きますよね

初心者DTMerがDAWをいじり始める前にするべきこと。
それは、メロディや構成など、曲の完成形を
書きだすことです。

これは、家を建てる際のことをイメージしてもらえれば
わかりやすいと思います。

いきなり作業を始めるのではなく、
設計図を書いてどのような家を建てるのかを詰めていく
というのが一般的なのではないでしょうか。

DTMにおいても、同じことが言えます。

なぜ、設計図が必要なのか

こちらの記事を見てもらえると
わかりやすいと思います。

記事では、機械設計における図面の必要性が
書かれています。

図面は、

  • 情報を伝達するため
  • 証拠を残すため

に必要だといいます。

楽譜がこれと同じ役割を果たしているのですね。

演奏者に自分の頭の中で鳴っている音を伝えるために、
楽譜は使われます。

作った曲の著作権が自分にあることを証明するためにも、
楽譜は有効です。

初心者DTMerこそ下準備が必須

いきなりDAWをいじり始めるのって
実は上級者向けのワザなんですよね。

上級者は、頭の中で
すでに音楽が完成しているため、
後はDAWで打ち込んでいくだけで曲が完成するのです。

しかし、初心者DTMerは頭の中で鳴っている音が不明瞭です。

完成形が見えない状態なのに、
いきなりDAW操作を始めてしまうから、
全体的に何を言いたいのかよく分からない曲になってしまうのですね。

なので、初心者のうちこそ、
曲の完成形を紙に書きだす必要があります。

楽譜が便利だけど、文字を紙に書きだすだけでもよい

DAWを操作する前に一度、楽譜を書くのをオススメします。

オーケストラの譜面のように、「本格的な」楽譜を書く必要は
まったくありません。

簡単なメロディ譜が書ければいいのです。

メロディ、コード、調性、テンポといった情報が分かれば
十分なのですね。

しかし、初心者DTMerの中には楽譜アレルギーを
お持ちの方も多いと思います。

DAWは直感的に操作できる。
楽譜が苦手で曲作りを諦めていた人にとっては、
夢のようなツールです。

だから、

「DTMを始めたのに、結局楽譜かよ!」

とお思いの方もいることでしょう。

そんな人にオススメなのは、
曲のイメージを紙に言語化して書きだすことです。

明るい曲なのか、暗い曲なのか。
テンポは速いのか遅いのか。

など、曲の方向性を文字で書きだしていくことを
オススメします。

書きだしてみると分かると思いますが、
どうしても抽象的な表現が多くなってしまいます。

しかし、頭の中の音を紙にアウトプットする
という意味では効果があります。

まとめ

DAWの操作に入る前の下準備をやろう!
というお話でした。

とは言うものの、ぼくもDAWを開いて
いきなり曲作りを始めてしまうことはあります。

でもそうやって作った曲は、
メロディの作りが甘くなってしまうことが多いです。

すぐにDAWをいじりたくなる気持ちは
すごくよく分かります。

しかし、慣れないうちは
最初にイメージを紙に書きだすことをオススメします。

それで慣れていけば、徐々に紙に書きだす工程を
省略していけばいいのですね。

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