常識にとらわれないために、情報を狩に行け! 【書評】
ブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
「しんさんわーくす」こと、
しんさわ(@shinsanworks)です。
ホリエモンこと、堀江貴文さんの
「(169)情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)」
を読んだので書評を書いていきたいと思います。
この本で繰り返し説かれていたのが、
「常識にとらわれるな」
「情報を狩りに行け」
ということです。
僕たちの周りには、たくさんの情報が溢れています。
しかしながら、「情弱」というネットスラングがあるように、
情報収集を効果的に行えている人が少ないという現状です。
本書は、自他共に「情報ジャンキー」として認められている
堀江さんが、どのような意識で日々情報収集を行っているのか
書かれたものです。
早速、気になったポイントをご紹介していきます。
- シャワーのように情報を浴びる
- アイデアなど、ただの情報のつなぎ合わせ
- 文章なんてスマホで片手間書けばいい
それぞれについて詳しくみていきましょう!
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シャワーのように情報を浴びる
シャワーのように大量の情報を浴びろ!
ネット社会の今、大量の情報で溢れかえっています。
ネットの情報は玉石混合と言われているように、
使える情報もあれば、フェイクニュースだったり、
ク○のような情報もあります。
それらを取捨選択するためには、そのための選択眼を身に着ける必要が
あります。
身に着けるにはどうすればいいのか?
堀江さんは、「質より量」。
とにかく「圧倒的な量の情報」のインプットが大切だと言います。
より効率的に大量の情報を仕入れることができるアプリがあればれを活用し、
時には自分と意見の合わない情報も、とにかくたくさん取り入れることが大事です。
また、結果を出している人は圧倒的に大量のインプットをしていると、
池上彰さんを引き合いに出して説明しています。
以下、以前紹介された池上彰さんの情報収集術です。
- オフの日は、「CNN」(アメリカの報道番組)を流しっぱなしにする。
- 毎日、すべての全国紙に目を通す。
- 専門誌を5冊定期購読する。
- 毎日3点の書店を訪れる。
一般の人のコメントは、
「ここまでやっていたのか」、「ヤバし」
みたいな感じだったのですが、
堀江さんからすると「まあ、そりゃそうだよな」
というもの。
つまり、テレビ番組内であれだけのアウトプットをできる池上彰さんなのだから、
それをしのぐ膨大なインプットがあって当たり前ということなのですね。
ちなみに、池上彰さんの詳しい情報収集術に関しては、
作家の佐藤優さんと対談という形式でまとめられた書籍も出ています。
池上さんの情報収集術が気になったかたはそちらもチェックしてみてください。
アイデアなど、ただの情報のつなぎ合わせ
ビジネスでもアートでも、
アイデアをアウトプットするという機会は必ず訪れます。
ただこのアイデアというのにも誤解があって、
多くの人は「アイデアは1から自分で作り出すもの」と思い込んでいます。
しかしこれに対し、堀江さんは
世界中には70億人を超える人がいて、
「まったく同じことを考えている人が世界中に同時に3人はいる」
という話もあると引き合いに出した上で、
「独創的なアイデア」や「自分固有の考え」にこだわりすぎるな
と説明しています。
むしろ、アイデアは要素同士の組み合わせでしかない。
その組み合わせを見つけるためにも、情報をたくさん持つということが必要なんですね。
文章なんてスマホで片手間書けばいい
インプットしたことを自分の血肉にするためには、
アウトプットすることが必要不可欠です。
堀江さんは、
「ひとつのアウトプットの形として、何か書いてみたらいい」
と助言することがあるそうです。
そうすると決まって、
「忙しくて、書くための時間がとれないから無理!」
という言い訳が返って来るそうです。
しかし、それは「文章を書くのは時間がかかる」
という思いこみがある。
と堀江さんは指摘します。
忙しくて時間がないから、文章を書けないと思い込んでいる人ほど、
パソコンの前に座ってしっかりと真面目に書かないと
いけないと思っている。
対して、堀江さんの執筆スタイルはと言うと、
寝転びながらスマホのフリック入力でメルマガや書評サイト、
短編小説の原稿などを書いているそうです。
大事なのは、文章を書くスタイルではなくて、
文章の「質」です。
極端な話、内容が面白ければ酩酊状態書いた文章だっていいのです。
ついつい、忙しいことを文章を書かない言い訳にしてしまいがちですが、
スマホさえあれば空いた時間に片手間で文章を書くことは可能なんですよね。
まとめ
- 情報を見極めるために、まず大量の情報に触れよう
- 独創的なアイデアは、情報のつなぎ合わせにすぎない
- 時間がないは言い訳、空いた時間にスマホでアウトプット