お正月の定番曲「春の海」から学ぶ作曲術

2018/07/08
 
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ブログを読みに来てくださり、ありがとうございます。

アフターファイブ作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。

 

2017年も終わり、新たな年を迎えました。

今年もブログや作曲をバンバンしていくので、

どうぞよろしくお願いします。

 

ということで、お正月です。

お正月になれば誰もが耳にする曲がありますね。

宮城道雄さんが作曲した『春の海』という曲です。

箏と笛の音が耳に残りますね。

 

今回は、この曲のような「お正月」、「和風」な曲の作り方を

勉強していきましょう。

 

『春の海』ってどんな曲

 

春の海(はるのうみ)は日本の箏演奏家、作曲家の宮城道雄が作曲した箏曲

尺八二重奏である。

1930年歌会始の勅題「海辺の巖」にちなみ1929年末に作曲された。

-wikipediaより-

今から90年近く前に作曲された曲なのですね。

使われている楽器は、箏(琴)と尺八です。

 

どちらとも和風アレンジには欠かせない楽器ですね。

箏(琴)

箏と書くのが一般的のようですね。

琴という字をあてることもあるみたいですが、

「箏」と「琴」は本来別の楽器を指します。

 

箏は、爪で糸(弦)をはじくことによって演奏を行います。

 

ポップスを箏で演奏すると

また違った印象を受けますね。

尺八

こちらは、木管楽器ですね。

簡単に言ってしまえば笛です。

 

フルートのようなリードのない

エアリードに分類されます。

標準的な管の長さが、

一尺八寸(約54.5cm)であることに

名前の由来があるようです。

箏と同様、和を感じられる音色ですね。

お正月ソングの作曲法

さて、ここまで『春の海』で使われている楽器に

ついて見てきました。

 

○○っぽい雰囲気を出すためには、

音色選び・楽器選びが重要です。

 

もう一つ大切なのが、旋律とリズムです。

今回は、お正月感が出る旋律について見てみましょう。

 

陰旋法

今回取り上げるのは、陰旋法と呼ばれる

スケールです。

陰旋法は5音で構成されるスケールです。

「都節」と呼ばれることもあるといいます。

 

さて、この陰旋法ですが上行形と下行系で

少々使われる音が異なります。

陰旋法(上行形)

上行形は、C音(ド)を出発点とした場合、

「ド、レ♭、ファ、ソ、シ♭」

全音・半音関係も見てみましょう。

「半音・4半音・全音・1.5全音・全音」

となります。

陰旋法(下行系)

こちらは、

「ド、ラ♭、ソ、ファ、レ♭」

という音になります。

全音・半音関係は、

「4半音・半音・全音・4半音・半音」

になります。

 

実際にスケールを弾いてもらえれば、

わかると思いますが、

「和」っぽさが感じられます。

実際に曲を作ってみる

お正月っぽい曲を作るための

ポイントがわかりました。

 

後は実際に曲を作るだけです。

参考までに、ぼくが以前作った曲を紹介します。

 

 

2015年の11月に作った曲ですが、

未だに年末年始にはよくDLされます。

 

お正月需要すげぇ…

 

今回ご紹介したポイントプラス、

鈴や大太鼓のリズムパートを曲に取り入れています。

 

大太鼓は音源がなかったので、バスドラムで代用しています。

 

総合音源を使っているため、

音のクオリティは高くありませんが

お正月っぽさは出せているのではないでしょうか。

 

DTM初心者のみなさんも、作曲をする際は

今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。

 

 

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