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無料の音楽は当たり前!?フリーの音楽家が収入を得るには?

2017/08/18
 
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どうも、しんさんわーくすです。

突然ですが、みなさんは無料の音楽というものに慣れ過ぎていませんか?

最近の若い世代(こういう言い方はあまりしたくありませんが(笑))は、YouTubeで曲を聞くため、CDはおろか、iTunesなどでも曲を購入しないとか。

また、DOVA-SYNDROMEをはじめ、無料でロイヤルフリーのBGMを配っているサイトは結構あります。自分の作品にBGMを使いたいという動画製作者、ゲームクリエイターであれば、そういったサイトを一度は利用したことがあるのではないでしょうか。

さらに、Apple MusicやLINE MUSICなどといったストリーミングサービス。

月額料金はかかりますが、登録されている音楽であれば、聴き放題です。

このように、音楽が無料。あるいは、最小限の課金で音楽が聞き放題。という環境が今や当たり前となっています。

音楽好きとしては、こんなに音楽を聴ける環境がたくさんあって、嬉しいなあ。と思ってはいます。

しかし、音楽を作っている側からすると、厳しい状況とも言うことができます。

音楽が無料あるいは低価格でリスナーに届く、今の時代はとても良い時代だと思います。しかしながら、無料でBGMなどの音楽を作って、配布する。それでおしまいでは、まずいのです。

無料、低価格で音楽を提供しても、それで作曲家が食べていけるような仕組みでなければいけないのです。

ネットを拠点として活動しているフリーの作曲家は、山ほどいます。しかし、その多くは音楽一本で食っていけるほど稼げていないのが現状でしょう。

僕もそんな作曲家の1人ではあります。

音楽を作って、無料で配布したはいいけれど、有償の依頼につながらない。上手く収益化できていない。

という多くのフリーランス作曲家は、どのような戦略を立てていくべきなのでしょうか。

まず、自分のメディアを持つ

まず、フリーの作曲家のみなさん。自分から情報発信できるメディアは持っていますか?

音楽活動、作曲活動をしているのであれば、SNS(Twitter、Facebook)やブログをやっているという人は、多いでしょう。

じゃあ、そのメディアを育てようとしていますか?

曲を作るのが忙しくて、SNSやブログは後回しになっていないでしょうか。

どれだけいい曲が書けたとしても、まずあなたのことを知ってもらわなければ、曲を聴いてもらえません。買ってもらえません。

いわゆる「集客」というやつですね。自分の活動を多くの人に知ってもらう。その地盤となるメディアを育てていきましょう。

固定的なファンを獲得する

今の時代は、音楽で溢れかえっています。リスナーは、いくらでも音楽を探すことができます。

膨大な量の曲から自分の曲を見つけてもらう。聴いてもらう。好きになってもらうのは難しいです。

だからこそ、自分の音楽が心の底から好きだと言ってくれるファンを大事にしましょう。

極端な話、自分の曲をそこそこ好きと言ってくれるファン1000人獲得するよりも、めちゃくちゃ好きだと言ってくれるファン100人を獲得する方が大切だったりします。

そういった熱狂的なファンは、有料の音楽であっても購入してくれる可能性があるからです。

音楽がタダで当たり前の時代だからこそ、熱狂的なファンはより大切にするべきです。

まとめ

まだまだ、フリーランス作曲家が気を付けるべきポイントはたくさんあると思います。とりあえず、パッと思いついた店をご紹介しました。

メディアを育てる、ファンを獲得する。ということは一朝一夕ではできません。少しずつコツコツと自分の資産を増やしていくようなイメージで、日々活動していくしかないのです。

僕が最近読んだブログで、とても気に入った表現があったので、使わせてもらいます。

それは、「囚人が、コツコツとスプーンで穴を掘って脱獄するイメージで続ける」です(笑)

スプーンで掘るため、当然すぐには脱獄できるわけではありません。しかしながら、毎日少しずつ続けていくうちにやがて外の世界へと繋がる。

今の会社を辞めて、音楽一本でやっていきたい。そう考えている人は、焦らず毎日コツコツと活動を続けていく。結局のところ、これが王道であり近道なのかもしれません。

 

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