プロとアマチュア作曲家の違いとはなんだろう?
ブログを読みに来てくださり、ありがとうございます。
アフターファイブ作曲家しんさんわーくす(@shinsanworks)です。
プロの作曲家になりたくて、日夜活動に取り組んでいるミュージシャンは
多いと思います。
ぼくなんかもそんなミュージシャンの1人です。
作曲を中心にフリーランスとして生活していくことを目標に
活動に取り組んでいます。
ですが、そもそもプロとアマチュアの作曲家の違いとは
なんでしょうか。
従来の作曲家のイメージって、
どこかの作曲家事務所に所属して
コンペを勝ち抜いてアーティストに楽曲を提供する。
というのが一般的だったように思います。
ただ、今は全く違った働き方も出てきている。
作曲家個人が自分で仕事を探してきて、
案件を引き受けていく。
という稼ぎ方も十分に可能になってきている。
どんどん、プロとアマチュアの境界線がなくなってきている
ように思います。
では、プロとアマチュア作曲家の違いは、
どのあたりに出てくるのでしょうか。
作曲でメシが食えるのか
究極的には、作曲をすることで生活することができるのかが、
プロとアマチュアを分けると思います。
メジャーやインディーズのコンペで勝ち続ける。
楽曲をストックして収入を得る。
個人や企業からの作曲依頼を受ける。
などなど、稼ぐ方法はいくらでもあります。
ただ、継続的に作曲だけで生活できるだけの収益を出すというのは
やはり難しい。
生活がかかっているから、必死に稼ぎに繋げなければいけない。
この緊迫感がプロとアマチュア作曲家の違いなのです。
浮かんだメロディに対する執着心
今度は、プロとアマチュアの心構えの違いの話を。
プロとアマチュア作曲家は、閃いたメロディに対する
執念が違います。
プロの場合は、思いついたメロディをとにかく大切にする。
せっかく閃いたメロディを逃さないよう、
楽譜なりボイスメモなりで、いちいち記録する。
坂本龍一さんは、メロディが浮かんだ際は、
ニューヨークの道の途中で車を止めてまでして、
メモをとる。
という話を聞いたことがあります。
曲の要はやはりメロディなのです。
そのメロディを書きとめるか捨ててしまうかで、
生活が大きく変わってくるわけです。
プロは、アマチュア作曲家よりもメロディに貪欲である。
ということなのですね。
まとめ
プロとアマチュア作曲家の違いは、
作曲で生活ができるだけのお金を稼ぐことができるのか。
浮かんできたメロディをどれだけ大切にできているのか。
という所にあると思います。
特に、どれだけメロディとちゃんと向き合うことができるのか。
という部分は、多くのアマチュア作曲家にとっては課題なのでは
ないでしょうか。