「インク」は素人?「インキ」と呼ばれるようになった理由について調べてみた
2023/10/26
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どうも、こんにちは!
先日あるデザイナーさんの本を読んでたら、印刷業界でインクと言うと素人と思われマウントとられる的なことが書いてありました。
印刷業界ではインクではなく、インキと言うそう。
なんで言い方が違うんだろうと気になったので調べてみました。
そもそも、インクってなんだ?
インクは、みんなが思い浮かべるように、文字やイラストを紙に書いたり印刷するための液体です。これ、昔からあるもので、ペンや筆記具、印刷機などに使われてきたんです。昔の人たちも、アートや情報伝達にはインクが欠かせないって気づいてたんですね。
じゃあ、なんで「インキ」って言うの?
これはこちらのサイトが参考になりました。
要約すると…
昔の日本では、書道の影響で文字を書くための「インク」よりも、墨と筆が使われることが一般的でした。しかし、印刷用の「インキ」は、中国から伝わってきた日本の書道とは別に、文字を印刷するために使われていました。オランダから持ち込まれた印刷機材を元に、活版印刷の祖である本木昌造が「活字版摺立所」を設立し、日本の印刷業界が始まりました。ちなみに、「インク」の発音はオランダ語の「Inkt」に近いとされています。
まとめ
実際には「インク」も「インキ」もほぼ意味は一緒なようです。
ただ、印刷業界では習慣的に「インキ」と呼ぶみたいですね〜
印刷業界で働く方と話す機会があった際は、ボソッとインキと言ってみるとネタになるかもしれません
それでは、また!