英語は逆から学べ!苫米地英人【書評】

 
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フリーの作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。

苫米地英人さんの『英語は逆から学べ!』を読みました。

苫米地さんは脳機能学者であり、オウム真理教信者の脱洗脳を手がけたことでも話題となりました。

IQに関する本や洗脳に関する本など、幅広く本を執筆しています。

今回紹介するのは、そんな苫米地英人さんの英語学習に関する本ですが、
従来の英語学習法をぶった切る学習法が書かれており、とても興味深く読み進めました。

英語学習をしているけれど、いまいち今の勉強法がしっくりきていない
という人は本書が参考になるのではないでしょうか。

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文法には意味がない!

 

個人的に、一番びっくりしたのはこの部分ですね。

つまり、英語や日本語に文法というものはありますが、

完全な文法なんてものは未だに存在していない

ということです。

これは、言語学者の間では当たり前のことですが、
一般にはあまり知られていないことだと著者の苫米地さんは言います。

しかし、これは考えてみればその通りなんでしょうね。

言語なんてものは、人が作り出したものですし、
機械的に文法で完璧に言葉の法則を説明できると考える方が不自然なのかもしれません。

さらに、苫米地さんはこうも述べています。

文法は、新しい言語を学ぶためには役に立ちません。それどころか邪魔になる。同様に、ネイティブスピーカーでない人が文法理論から英語を学ぼうとしたら必ず失敗します。
-『英語は逆から学べ!』より-

これはかなり衝撃的な文章ではないでしょうか。

僕たちは、学校教育の中で英語は文法を中心に勉強してきました。
というか、ほとんど文法の勉強しかしていません。

つまり、英語を使えるようになるという視点から見ると
効果がないことを必死こいて勉強してきたということです。

それは、授業だけで英語を話せるようにならなくて当然ですね…

 

ユニバーサル文法とは?

 

本書では、ユニバーサル文法という考え方が登場します。

これは、マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授が提唱した
「ユニバーサル文法説」のことです。

ユニバーサル文法を噛み砕いて説明すると

人の脳は、生まれながらに言語を獲得するための能力を持っている。

そして、特定の言語(英語や日本語)を見聞きすることで、
徐々に脳がその言語にチューニングを合わせていく。

そうすると脳の中に特定の言語のネットワークができ、
その言語を習得することができるという考え方です。

著者の苫米地さんは、ユニバーサル文法説についてかなりの部分で正しいと述べています。

そして、ユニバーサル文法の考え方で行くと
脳がその言語のネットワークを作っていく過程で勝手に文法も身につけてしまう
ということになります。

 

では、どうやって英語を学ぶのか?

 

では、僕たちはどのようにして英語を学んで行けば良いのでしょうか?

苫米地さんは、赤ちゃんが日本語を学んで行くように、
英語も習得して行くべきだと言います。

つまり、英語は音から学んで行くのだそうです。

英語の音をまず聞いて、英語特有の音を身につける。

実際には、発話状況がある中で、音を聞き、次にどんな音が来るのかを
予想していくトレーニングをすると良いそう。

発話状況とは、例えば映画や海外ドラマのことを指すそうです。

次にどんな音が来るか予想するなんてとても難しそうに思えますが、
何度も何度も繰り返し同じ作品を見ていくことで、次第にできるようになると言います。

また、トレーニングの際の注意点は、
トレーニング中は絶対に日本語の音を聞いたり、文字を見たりしないこと

これは、日本語とは別の英語のモードを作っていくためだと言います。

あとは、最初のうちは英語の字幕とかも見ない

文字があるとそちらに気を取られてしまいます。

まずは、音を集中して聞くことに専念しましょう。

 

まとめ

  • 文法には意味がない!
  • 文法は後からついてくる
  • 映画や海外ドラマを繰り返し見てトレーニング!

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