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【動画・ゲームクリエイター向け】作品が評価されない?そんな時こそ本を読まなきゃ!!

2017/08/18
 
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どうも、しんさんわーくすです。

『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』という本を読みました。

動画やゲームなんかを作っているクリエイターの方々にもオススメできる内容だなと思いました。なので、気づいたこと、気になったポイントなどを中心に書評を書いていきます。

  • 文字数・量が少ない本ほど内容が濃い
  • 質は圧倒的な量の上に成り立つ
  • ベストセラー本の中で、琴線に触れた言葉をメモしなさい

 

ざっくり、気になった項目を3つ挙げてみました。

それぞれ、詳しく見ていきます。

文字の量が少ない本ほど内容が濃い

これは、思わず「なるほど!」と声に出してしまうくらい、納得させられる指摘でした。

筆者は、コンサルタント時代に膨大な量の企画書を読み、書くという生活を送っていたそうです。

圧倒的な量の企画書に触れていくうちに気づいたのが、薄い企画書ほど面白い企画であることが多いということです。

本の中から、該当部分を引用させていただきます。

分厚い企画書に面白い企画は一つもなかったのです。

面白い企画はいつも薄い企画書でした。

-p.82より-

 

だらだらと文章を書き続けるのは、ただの自己満足に過ぎず、自信がないことの表れであると筆者は指摘しています。

名著は、得てして文字数が少ない。

このことは、音楽にも通じる部分があるなと思いました。

名曲は、シンプルにできているものなんですね。シンプルな方が人の耳に残りやすい。

クリエイターの側からすると、色々と詰め込みたくなるのは分かります。しかし、作るのに夢中になり過ぎて、独りよがりな作品になっていませんか?

自己満足のための作品なら何も問題はありません。しかし、誰かに評価されたいと思ったなら、やはり受け手のことを考えた作品作りをしたいですね。

質は圧倒的な量の上に成り立つ

これは、ある意味質か?量か?の二元論の答えなのではないでしょうか。

「本をたくさん読みましょう!」と言うと決まって

「いや、自分。良質な本だけ読んでいくタイプっすから。大量に読むなんてあり得ないっす。」

と言いだす人がいます。

しかしながら、そもそも大して本を読んだこともないのに、良いも悪いも分からないよね?

というのが筆者の主張です。

更に、質の高い読書を行っている人は、圧倒的に本を読んでいる。とも指摘しています。

効率の良さ。質の良さを追求することは大事です。でも、それ以前に量をこなそうよ!

というお話ですね。

ベストセラーの中で、琴線に触れた言葉をメモしなさい!

この項目が一番心に響いたかもしれません。クリエイターのみなさんに是非ご紹介したい文章があるので、引用させていただきます。

人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩です。

本気でお金を稼ぎたいのなら、経営学を学ぶよりまず心理学を学びましょう。

-p.126より-

ベストセラーだから売れている本なわけです。(当たり前ですねw)

その売れている本の中で、自分はどの部分に惹かれたのか。それを知ることによって、人々はどんなところに価値を感じるのか。というセンスが身についてきます。

このセンスは、自分で作品を売っていく上でとても重要な能力なんですよね。作品作りをビジネスとしていきたいのなら、売れないものを延々と作り続けるわけにもいきません。

琴線に触れた言葉をメモするという行動は、売れる作品を見抜くセンスを養う上でも有効なのですね。

まとめ

まだまだ、ご紹介したいポイントはあったのですが、長くなりそうなので3つに絞って書きました。

クリエイターは、自分の作品を作るので忙しいです。ですがそればっかりだと、どこかで行き詰ってしまうのですね。

そうした時は、是非本を読んでみてください。現状を打開する意外なヒントは、書店に隠されているかもしれませんよ。

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