イラストレーター兼作曲家のサイト

キーボード入力をかな入力にして1年半経って分かったメリット・デメリット

2023/09/22
 
本サイトにはプロモーションを含みます
この記事を書いている人 - WRITER -

 

どうも、しんさんわーくすです(@shinsanworks)

みなさん、パソコンのキーボードの入力方式は何を使用されておりますか?

キーボードといえば、ローマ字で入力を行っている人が大多数だと思いますので、
そもそも入力方式なんて気にしたこともないという人がほとんどなのではないでしょうか?

私も1年半前にかな入力に興味を持つ前までは、なんの疑問を持たないままローマ字入力で、
キーボード入力を行っておりました。

ですが、実はキーボードの入力方式にはかな入力や親指シフト等といった
ローマ字以外の方法もあるのです。かなり少数はではありますが…

今回は、そんなマニアックな入力方式の一つであるかな入力に
キーボードの入力方法を1年半使い続けて見えてきたメリット・デメリットを
ご紹介してみようと思います。


目次

 

結論:別に効率化とか興味ないならローマ字入力でええやん

先に結論から言います。キーボード入力を早くしたい。少しでも効率よく日本語を入力したい
という人以外は特に必要ないものだなって。

ローマ字入力でも極めれば、素早くキーボード入力ができます。

ただ、ローマ字入力より少しでも早くキーボード入力を早くしたい、
ちょっと変わった新しいスキルの習得に挑戦してみたい
という人には選択肢としてアリかなと。

私も今ではかな入力に切り替えて良かったなとおります。

そんなかな入力を1年半使ってみて感じたメリット・デメリットについて、
それぞれ詳しくご紹介したいと思います。

 

かな入力のメリット

キーボード入力が早くなる

 

まず、これが最大のメリットと言っても過言ではないかもしれません。

かな入力を習得すると日本語のキーボード入力がローマ字のときより早くなります。

なぜなら、ローマ字入力よりかな入力の方が必要な打鍵が少ないからです。

ローマ字入力とかな入力、どちらも同じレベルで入力できる人がいたとしたなら、
それは打鍵数が少ないかな入力の方が早いですからね〜

ただ、デメリットの項目でも紹介しますが、
かな入力はローマ字よりも入力で使用するキー範囲が広いので、
現在ローマ字入力をデスクワークで不自由なく使用している人が
同じようにかな入力を使用できるようになるまでにはかなりの期間がかかると思います。

なまじ既にローマ字を使えてしまっている分、習得も大変だったりしますからね〜

脳内でローマ字に変換することなく日本語をほぼそのまま入力できる

 

これはかな入力を使い続けて気がついたことです。

例えば

「こんにちは」

という文字を入力したいとして

ローマ字入力の場合は、「こんにちは」という日本語を

「konnitiha」と脳内で変換して入力してやる必要があります。

一方で、かな入力の場合は

「こんにちは」とそのまま入力するだけでいいのです。

つまり、脳内で無駄に日本語をローマ字に変換して入力するという手間がなくなります。

慣れてしまえば、その脳内での変換も気にならないレベルでローマ字を入力することができますが
(人間の脳ってすごいですね!)

やっぱり多少なりとも日本語→ローマ字という変換にリソースを割いてしまうことになるのですね。

かな入力に慣れてしばらくすると、結構特殊なことやってたんだなぁ…って気付かされます。

 

ちょっと特別感がある

 

基本的に大多数の人はローマ字入力なので、かな入力を使っていると周りに言うと
結構面白がってもらえます。
(もしくは変なやつ…という目で見られます)

人とちょっと違うことをやってみたい。やるのが好きという人にはおすすめです。

いいんです。自己満だったとしても、楽しければいいんです。

 

Windows、Macで普通に使用できる

 

Windows、Macでも設定を少し変更すれば、かな入力が使用できます。

これが親指シフトだと、
キーボードが必要だったり、ソフトが必要だったりするようです。

親指シフトは、日本語入力をする上では、
かな入力よりもさらに早く入力することができる画期的な方法だと思います。

私もかな入力を練習し始める際に、かなり心惹かれたのですが、
上記の理由からまずはかな入力を習得しようという結論に至りました。

企業に所属して仕事でPCを使う際は、自分で自由にソフトをインストールすることはできないことがほとんどだと思います。

かな入力であれば、基本的にWindowsやMacで設定を変えるだけで、
普通につかえてしまうというのは当たり前のようでかなり大きなメリットです。

ただ、上記意外のOSだと上手く行かないこともあるようです。

興味があって、古いmacbookにUbuntu(Linux)をデュアルブートできるようにして遊んでいたりするのですが、
何故かブラウザを使用しようとすると日本語入力がかな入力、カタカナオンリーでしか入力できないんですよね…
(しかも、ローマ字に戻してもブラウザではかな入力、カタカナでしか入力を行うことができません。ターミナルやテキストエディタは普通にローマ字入力に戻っているのに…)

ま、まあっ…そもそも、使っているmacbookとUbuntuの相性が悪いのか、
macのキーボードがusキーボードで認識されていたり、そもそも設定についての理解不足なだけかもしれませんが…

と、とにかくほとんどの場合、かな入力使いたいのに使えない!ということがないのは強みです。

 

 

かな入力のデメリット

 

ここからは、かな入力のデメリットになります。

慣れないキーボードだと誤字が多くなる

 

ローマ字入力であっても普段使っていないキーボードで、
ブラインドタッチで入力をするというのは大変だと思います。慣れるまで時間がかかるでしょう。

かな入力の場合は、ローマ字入力の際よりも使用するキーが多いため、
その分キーボードのキー配置や間隔に慣れるのに時間がかかってしまう気がします。

まあ、いつも同じキーボードを使っていれば、どうってことないのですけどね!

余談ですが、いちいち新しいキーボードに慣れるのって大変だよなぁって思ったので、
お気に入りのキーボードを長く使おうと考え、メカニカルキーボードを購入してしまいました。

わざわざ高いキーボードを買ってどうするの?ってタイプだったのですが、
思い切って買って考えが変わりました。

気分が上がる道具を使うということは大切ですね!

ちなみに私は、FILCOの茶軸メカニカルキーボードを使用しております!

黒でテンキーレスでとてもシンプルなデザインが気に入ってます。

あとで、このキーボードのことも記事にしてみたいな〜

 

人のパソコンでキーボード入力する際にとっさにかな入力で打鍵してしまう

 

実は他の方のPCを借りて作業をする機会が多いのですが、かな入力とローマ字入力がついごっちゃになってしまうことがあります。ローマ字入力をしなきゃと分かってはいるのですが…

特に母音を入力する際や「し」を入力する際に混ざってしまいます

「し」はついdiって打ってしまいます(笑)

なんで、Dキーが「し」になってるねん…

ってその度に思います。

小指を頻繁に使用するので、慣れないと辛い

 

かな入力では、小指をめちゃくちゃ使います。

ローマ字入力だって小指は使うのですが、薬指でも代わりに入力することができますよね。
我流でタイピングをしてきたので、つい小指は使わず薬指ばっかりになってしまう人も多いのではないでしょうか。

一方で、かな入力は使用キーの範囲が広いこともあり、
基本的なフォームが大切になってきます。

あと小指がめっちゃ大事な役割を担います。

特に右手の小指。なんであんなにもよく使うキーを担当しているねん…

かなり右の小指はかな入力で使用するのですが、
担当するキーがホームポジションから離れていることもあり、
つい無理な状態で打鍵をしてしまいがちになります。

そうすると手を痛める可能性も高くなってしまいます。

私もつい調子に乗って打鍵がつよつよになって指を痛めてしまうことがあります。

そんな時は仕方なくローマ字入力に戻して、小指を休ませてあげてます。

大切なのは、キーボードは無駄に「タァァァーンッッ!!」と力任せに叩かないということです。

 

習得するまでが苦行

 

新しくかな入力を覚えるのは大変です。

どこにどのキーがあるのか覚え、それを入力できるようになるまでには時間がかかります。

最初はローマ字入力では、すんなり入力できた文章も入力するのに膨大な時間がかかってしまうので、
ストレスを感じることも多いかと思います。

こんなんできるようになるのかよ…
って後ろ向きになってしまうこともあると思います。

でも、今ローマ字入力をしているみなさんも、ローマ字入力ができるようになる前は、
同じように短い単語を入力するのも一苦労だったはずです。

でも、続けているうちにいつの間にかできるようになった。

かな入力も全く同じです。

続けていれば絶対にできるようになります。

ささいなことではありますが、習得できれば
自分は新しいスキルを身につけられたんだって達成感があるし、
自身にも繋がります。

何か新しいスキルを身に着けたいという意欲がある人にとってかな入力は、
小さいことだけど、自分はやればできるという自己肯定感を高める良い機会にもなると思います。

 

まとめ

今回は、かな入力を1年半続けてみて分かったメリットとデメリットについて書いてみました。

この記事を読んで少しでもかな入力について興味を持ってくれる人が出てくれば嬉しいです。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 深山は美山 , 2022 All Rights Reserved.