東北の魅力を伝えるミニアルバム企画-秋田県編-
ブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
アフターファイブ作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。
僕は現在、東北の魅力を伝えるためのミニアルバム企画を行っています。
東北6県各地を実際に訪れ、その地から受けたイメージを元に作曲をし、それをミニアルバムにしようという企画です。
第三弾となる今回は、秋田県大館市に行って参りましたので、その模様をブログにまとめて行きたいと思います。
第一弾、第二弾の岩手県編、青森県編は過去の記事にまとめていますので、そちらもご覧ください。
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秋田県大館市とは?
今回訪れることとなった、秋田県大館市は県の北部に位置し、僕が住んでいる青森県とも隣接しています。
秋田県の北部に位置する。北境で青森県と県境を接し、東境で鹿角郡小坂町と鹿角市、南境で北秋田市、西境で藤里町と接する。2005年(平成17年)、西部の田代町、北部の大館市、南部の比内町が合併し、面積がほぼ2倍となった。
2005年に、3つの自治体が合併したことで今の大館市の形になったのですね。
大館市といえば秋田犬
「秋田県大館市といえば、秋田犬でしょ」
動物好きの諸兄の中には真っ先にそのような連想をする方もいらっしゃるかと思います。
それもそのはず。
大館市は、かの有名な「忠犬ハチ公」の生誕の地とされているのです。
当然、大館市の公式サイト内でも秋田犬を猛プッシュしております。
前回・前々回の岩手県、青森県編では綺麗な自然の写真が多かった感じがしますが、今回は趣を変えて秋田犬をピックアップしてみよう。
そんな思惑もあり、秋田県での訪問地を大館市に決めました。
午前11時頃出発、みろくの滝にてお昼休み
もはや恒例の悪天候
当日午前11時、雨が降る中自宅を出発しました。
ミニアルバム企画、前回、前々回の時もそうでしたが、僕が旅に出る際は決まって天気が悪いですねw
今回の目的地の秋田県大館市は、僕の自宅からだと十和田湖を通って行くルートが王道です。
だんだんと紅葉が見頃になってくるこの時期。素晴らしい景色を走りながら、目的地に向かって行ければ、絵的にもいい素材が撮れそう!
…しかしながら、十和田湖は全国的にも有名な観光地。
毎年この時期は観光客で混み合うという情報を事前に入手したため、今回は十和田湖ルートを断念。
今回は青森県田子町から山を登り、秋田県に入るルートを採用しました。
青森県田子町でお昼休み
自宅を出発し、しばし車を走らせること約1時間とちょっと、青森県の田子町に到着しました。
田子町は青森県の三戸郡に位置する町で、ニンニクの町として全国的に知られています。
このまま山を登れば、すぐ隣は秋田県。
張り切って再び車を走らせようと思ったのですが、どうやら「みろくの滝」と呼ばれる観光スポットが近くにあるのだとか。
少しルートからは外れてしまいますが、
「行き当たりばったりな寄り道も旅の醍醐味だろう」
ということで急遽みろくの滝に行ってみることに。
どうやら滝は、この道を登って行った奥にあるようです。
「これが滝か!?」
と思いきや、小さなダムみたいです。
みろくの滝親水広場と呼ばれる場所に到着。
この辺りに車を停めて、滝がある場所まで歩いて行きます。
広場は綺麗で、中々良さげな雰囲気です。
滝に向かう途中。流れている水も綺麗ですね〜
そして辿り着いた「みろくの滝」
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、結構迫力があります。
色づき始めた森の様子も相まって、かなり気持ちの良い景色でした!
滝の様子を十分に堪能した後、車を停めている広場に戻りました。
広場には休憩スペースもあり、ちょうどお昼時だったので、そこで休憩をとりました。
思いがけず良い寄り道ができました!
英気を十分に養ったので、再び秋田県大館市に向かって車を走らせます。
そして辿り着いた大館市秋田犬会館
山を越えてやって来ました。秋田県大館市。
ここに行けば秋田犬に会えるかも!
そんな淡い期待を込めて向かったのが、「秋田犬会館」
秋田犬会館は、公益社団法人 秋田犬保存会の創立50周年に当たる昭和52年に建設された建物です。
3階には、秋田犬の生態や歴史まで詳しく学ぶことができる「秋田犬博物室」があります。
(入場料 大人:200円、小人:100円)
会館の前には2頭の秋田犬が!!
格子の中に入っており、直接触れ合うことはできないみたいです。
そもそも秋田犬とは?
秋田犬は、日本の天然記念物7犬種に数えられる日本犬です。
読み方は「あきたけん」ではなく「あきたいぬ」と読むそう。
天然記念物に指定されている犬の中で唯一の大型犬とされています。
そう、秋田犬はかなりデカいんです!!
そして何と言っても、秋田犬の名前を著名にしたのは、「忠犬ハチ公」のエピソードですよね。
飼い主であった、大学教授の上野栄三郎氏は大変な愛犬家であり、出かける際はよくハチと一緒に渋谷駅まで歩いていたそうです。
しかしハチを飼い始めた翌年、上野氏は急死してしまいます。
しかしながらハチは、上野氏の死後も、渋谷駅の前で帰ってくることのないご主人を待ち続けていたと言います。
ハチのこの姿は、昭和6年7月、朝日新聞紙上に取り上げられます。
ハチの報道は、愛犬家はもちろん、多くの日本人に深い感動を与えたと言います。
この忠犬ハチ公のエピソードは、2009年、アメリカでも映画化されており、日本のみならず、世界中の人々を感動させました。
秋田犬会館
秋田犬会館の中。
秋田犬のぬいぐるみを発見!
足元には先ほどもご紹介した2009年公開の『HACHI 約束の犬』のパッケージが。
秋田犬博物館内には、秋田犬の歴史や生態系についての情報が満載です。
とても興味深い資料がたくさんあり、ゆっくり見ていたかったのですが、閉館時間間際に会館についたため、15分程度見て退館することに。
本物の秋田犬を見ることができたし、秋田犬のこともたくさん知ることができました。
とても有意義な秋田旅になったのではないでしょうか。
ただ心残りなのは、秋田犬と触れ合ってみたかったなぁ…
ということ。
まあ、天然記念物にも指定されている大切な犬種だし、仕方ないよね。。。
…ん?
なんと、秋田犬ちゃんが格子の外に出ているではありませんか!?
近くに飼い主さんがいらっしゃったので、事情を聞いてみると、
閉館時間を過ぎたのでこれからお散歩をさせに行くらしい。
なんとラッキーなことでしょう。
間近で見ると実に可愛らしいですね〜
さらに幸運なことに頭を撫でさせていただきました!
目の前に立って見るとやはり大きい!!
さすが大型犬です。
飼い主さんによる興味深いお話も聞けましたし、非常にラッキーな出来事でした。
ありがとうございました!
まとめ
東北の魅力を伝えるためのミニアルバム企画。
第三弾・秋田県大館市への旅の模様をお伝えして参りました。
今回の旅を元に楽曲を制作して行きますが、
題材・テーマはもう決まってしまいましたね。
秋田県編は、やはり「秋田犬」をテーマに曲を考えて行こうと思います!
東北の魅力を伝えるためのミニアルバム企画。
残すところ、あと3県となりました。
この先どのような旅が待っているのでしょうか。
次回も乞うご期待!