「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。【書評】

 
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フリーの作曲家のしんさんわーくす(@shinsanworks)です。

千田琢哉さんの『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』を読みました。

働き方改革が盛んに叫ばれている昨今の日本。

我々の会社は全く関係ないとガン無視し、
働き方改革の「か」の字もない企業もあれば

積極的に推進しているものの、実際は定時内で仕事が終わらず、
隠れ残業をしている企業もあることでしょう。

働き方改革なんて絵に描いた餅だ…

と嘆いている人もいるかもしれません。

そんな中で、今回ご紹介する千田琢哉さんの
「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。
という本は、衝撃的なタイトルだと思います。

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仕事をでっちあげて早く帰ろう

著者の千田琢哉さんは、サラリーマン時代多くの仕事が速いエース社員の様子を観察したそうです。

千田さんも最初は、
「仕事が速い優秀な人だから早く帰れるのだろう」
と思っていたそうですが、

エース社員たちを虚心坦懐に観察してみるとどうやら違うらしい。

彼ら彼女らは

「早く帰るから、仕事も速いのだ」

という事実に気づきます。

そして、著者の千田さんはクビも覚悟で、
「午後になったら適当に用事をでっち上げて直帰しよう」
と決めたそうです。

もちろんクビ覚悟なので、懐に辞表を忍ばせていたそう(笑)

さて、早く帰ることを習慣にしたら、著者に何が起こったのか。

まず、どうせ午後は帰って会社にいないのだから、
せめて会社にいる午前中くらいはちゃんと仕事をしなければ!

という気持ちになり、午前中の時間に鬼のような集中力を発揮し、
ものすごい速さで仕事をこなせるようになったそうです。

また、空いた時間はたっぷりと睡眠にあて、脳を完全にリフレッシュさせた、
本を貪るように読んだことで、どんどん知恵を蓄えた

などのように、空いた時間で自らの気力や知力に磨きをかけ、
結果的には社内でも成功例として取り上げられ、スピード出世を果たしたそうです。

著者の千田さんが以下のように言い放ち、本書は始まります。

人生を変えるのは
努力や苦労ではなく、
知恵を絞り、工夫を凝らすことなのだ。

-『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』-より

実質労働時間を半分にすると、時給は倍増する。

これは当然といえば、当然ですが
実質的に働いている時間を半分にできれば、時給は相対的に2倍になります。

しかし、労働時間を減らしたことで会社から注意されるようでは意味がありません。

会社から文句を言われないくらい、速く仕事を確実に終わらせること。

具体的には、午前中とランチの時間を集中しまくって、1日の仕事を全て終わらせなさい
と千田さんは言います。

そして、空いた午後の自由時間は寸暇を惜しんで勉強する。

そうしてせっせと蓄えた知恵を換金して、
さらに自由に豊かになる。

実質労働時間が長い人は、勉強する時間がないから、
いつまでも貧乏なのだ。

-『「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。』-より

単純作業はストップウォッチで計り続けて記録更新する。

新人の頃は、必ず雑用・単純作業をさせられるものです。

単純作業なので、いつかは飽きてきます。

そうなった時どうすればいいのか、著者は必死に考えたと言います。

そしてたどり着いた答えが

単純作業の時間を計り、記録を更新し続けていれば
作業も楽しくなる

ということです。

きっかけは、著者がコンサルタント時代、
通常2時間はかかると言われていた単純作業を半分の1時間で終わらせてしまい、
周りに驚かれたことだと言います。

なぜ、2時間もかかっていたのか、
これは雑談をしながらダラダラと作業をしていたからです。

作業を突き詰め、見直すことで、
半分の時間まで減らすことができました。

この成功体験に得意になった著者は、
さらに時間を短縮できないか考え始めます。

そこで、100円のショップに足を運びストップウォッチを購入したそうです。

ストップウォッチで計測を続けたところ、
訓練することで45分まで時間を減らすことができたそうですが、
そこが限界だったそうです。

そこで、道具を使うことを思いつきます。

これによって、作業が楽になりスピードが上がりました。

さらに、作業の工程を分析し、似たような作業はまとめて行うなど工夫して
時間の短縮を試みました。

最終的には、32分くらいまで時間を縮めることができたそうですが、
30分の壁はついに超えることができなかったそうです。

なぜなら、昇進をしてしまい単純作業をやる必要がなくなったから。

なんとも痛快なオチなのですが、
本人30分の壁を超えることができなくなり、寂しい想いがしたそうです。

このように、面倒な単純作業でもストップウォッチで時間を計測し、
記録の更新を目指すことで大きなプロジェクトへと変わります。

単純作業なんてやりたくないな…

と思っている方は、ぜひ一度ストップウォッチを手にタイムアタックに挑戦してみてください。

まとめ

  • 早く帰ると決めることで、集中して速く仕事を終わらせることができる
  • 速く仕事を終わらせて、空いた時間でせっせと勉強する
  • 面倒臭い雑用は時間を計測して、一大プロジェクトへと変えてしまう

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